遺跡一覧(時代順)
縄文
森山遺跡
木津川右岸の丘陵上に営まれた縄文時代後期中頃を中心とする集落遺跡です。直径10mほどの竪穴住居3棟と直径4〜5mほど・・・ |
弥生
田辺天神山遺跡
木津川左岸の丘陵頂部に営まれた弥生時代後期の高地性集落遺跡です。約20棟の竪穴式住居跡が倉庫などの掘立柱建物が建てられた・・・ |
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市田斉当坊遺跡
市田斉当坊遺跡は旧巨椋池南岸の低地に立地する南山城最大級の集落遺跡です。第二京阪道路などの建設に伴う発掘調査で、・・・ |
古墳
恵解山古墳
恵解山古墳は、古墳時代中期前半に築造された乙訓地域で最大の前方後円墳です。墳丘は、全長128m、後円部の直径78m、・・・ |
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久津川車塚古墳・丸塚古墳
久津川車塚古墳は、全長約270m、墳丘長約180mを測る南山城最大の前方後円墳で、5世紀前半に築造されたと考えられます・・・ |
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芝ヶ原古墳
木津川右岸の丘陵上に立地する南北約21m・東西約19mの方形部の南辺に突出部がつく前方後方形の墳墓です。墳丘の中央部に・・ |
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大住車塚古墳
木津川左岸に位置する5世紀初めごろに築造された墳丘長約66mの前方後方墳で、地元ではチコンジ山古墳と呼ばれています。墳丘と周囲に・・・ |
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椿井大塚山古墳
古墳時代前期(三世紀後半)のなかでも最古に位置づけられる代表的な前方後円墳です。丘陵先端に築かれ、全長175m、後円部・・・ |
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物集女車塚古墳
向日丘陵から伸びる尾根の先端に築かれた全長約45m、高さ約8mの古墳時代後期の前方後円墳です。横穴式石室から馬具・・・ |
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狐谷横穴群
美濃山丘陵の縁辺部の狭い谷に位置する横穴墓群です。府立南八幡高校(現在の府立京都八幡高校南キャンパス)建設の際などに6世紀後半から・・・ |
飛鳥
隼上り瓦窯跡
7世紀初めの飛鳥時代に築かれた瓦陶兼業窯跡です。ここで作られた瓦は50キロ離れた飛鳥の豊浦寺へ運ばれ、塔に使われ・・・ |
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正道官衙遺跡
木津川右岸の丘陵上に立地する久世郡の郡衙跡かと考えられる官衙遺跡です。掘立柱建物群は7世紀後半に成立し、8世紀には築地で区画され・・・ |
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久世廃寺跡
木津川右岸の丘陵端部に位置する古代寺院です。飛鳥時代に創建され平安時代後期まで存続しました。伽藍配置は東に塔・・・ |
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高麗寺跡
飛鳥時代(7世紀初頭)に高句麗から渡来した高麗氏の氏寺として創建されたと考えられる国内最古級の古代寺院のひとつです・・・ |
奈良
長岡宮跡
延暦3年(西暦784年)、桓武天皇は都を平城京から長岡京に遷しました。延暦13年(西暦794年)に平安京に遷都されるまでの・・・ |
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平川廃寺跡
宇治丘陵縁辺に奈良時代中頃に造営された古代寺院跡です。塔・金堂の瓦積基壇、回廊、築地などがみつかっています。・・・ |
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恭仁宮跡(山城国分寺跡)
天平12年に聖武天皇が平城京から遷した都です。宮域は大垣で囲まれた東西約560m、南北約750mの長方形で、南東部がやや東に・・・ |
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大安寺旧境内附石橋瓦窯跡
大安寺は飛鳥にあった大官大寺を前身とする官寺で、奈良時代になって平城京左京六条四坊に移転するとともに名称も大安寺となり・・・ |
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奈良山瓦窯跡(歌姫瓦窯跡・市坂瓦窯跡・音如ヶ谷瓦窯跡・梅谷瓦窯跡・鹿背山瓦窯跡)
平城京造営に必要な瓦を焼いた瓦は、平城の北に位置する奈良山丘陵で集中的に生産されました。奈良山丘陵では40か所以上の・・・ |
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瀬後谷瓦窯跡
瀬後谷瓦窯跡は奈良時代前期の瓦窯跡で、瓦のほかに須恵器や土製塔なども生産した瓦陶兼業窯です。丘陵斜面をトンネル状に刳り貫いて・・・ |
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石のカラト古墳
奈良山丘陵の京都府と奈良県の境に位置する終末期の古墳です。京都府の遺跡地図ではカザハヒ古墳と呼ばれます。一辺13.8mの方形部に・・・ |
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銭司遺跡
木津川右岸の段丘上に位置する鋳銭遺跡です。鋳放しの状態でバリが着いたままの和同開珎のほか、坩堝・鞴の羽口・銅滓などが出土・・・ |
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五領池東瓦窯跡
五領池東瓦窯跡は市坂瓦窯跡の南西に隣接する奈良時代中期の瓦窯跡です。市坂瓦窯と同様のロストル式平窯が3基みつかり・・・ |
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馬場南遺跡
馬場南遺跡は平城宮と恭仁宮を結ぶ中間地点に位置しています。この遺跡は出土した墨書土器から「神雄寺」という奈良時代の山林寺院である・・・ |
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井手寺跡
井手寺は井出左大臣とも言われた橘諸兄(684~757年)が建立した橘氏の氏寺と考えられています。発掘調査では、奈良時代中期の金堂や講堂・・・ |
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笠置山
笠置寺は大海人皇子(一説に大友皇子ともいわれます)が鹿狩りの際、断崖から落ちそうになった時に仏に祈念して助かったこと・・・ |
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金胎寺境内
金胎寺は鷲峰山に所在する修験の霊場で、役行者によって始められたと伝えらえれています。重要文化財に指定されている・・・・ |
平安
大山崎瓦窯跡
平安時代初期の官営瓦窯跡です。ここで焼かれた瓦は、平安宮朝堂院をはじめ、嵯峨院、河陽離宮などに供給されました。東に焚口を・・・ |
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平等院庭園
平等院は、藤原道長の別業「宇治殿」を藤原頼通が永承7(1052)年に寺院に改めたものです。宇治川のほとりの風光明媚な場所で、・・・ |
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浄瑠璃寺庭園
浄瑠璃寺は永承2(1047)年に当麻出身の僧義明が薬師如来を安置したことに始まります。庭園は、阿字池を挟んで東に三重塔(国宝)・・・ |
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佐山遺跡
佐山遺跡は旧巨椋池と木津川に挟まれた低地に立地する弥生時代~鎌倉時代の遺跡です。特に注目されるのは、一町四方を・・・ |
鎌倉
南北朝
室町
安土桃山
宇治川太閤堤跡
豊臣秀吉によって宇治川の右岸に築造された堤跡です。石を張り、杭を打った護岸や水の勢いを抑えるための水制などがみつかっています・・・ |
江戸
松花堂およびその跡
江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧で書家・画家・茶人としても活躍した松花堂昭乗が晩年に過ごした方丈です。明治時代の神仏分離に・・・ |
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萬福寺境内
寛文元(1661)年に中国の僧隠元隆琦によって開かれた黄檗宗の大本山です。江戸時代前期に建てられた中国様式の諸堂が多数残っており、・・・ |