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石のカラト古墳(いしのからとこふん)

所在地 木津川市兜台、奈良市神功
指定区分 国史跡
時代 飛鳥〜奈良
交通 近鉄京都線高の原駅から西へ徒歩約20分
関連サイト http://www.city.kizugawa.lg.jp/vcms/contents.php?id=209

解説

奈良山丘陵の京都府と奈良県の境に位置する終末期の古墳です。京都府の遺跡地図ではカザハヒ古墳と呼ばれます。一辺13.8mの方形部に直径9.2mの円丘が載る上円下方墳で、丁寧な葺石が葺かれています。埋葬施設は凝灰岩の板石を組合わせた横口式石槨で、入口にあたる南側には幅3mの墓道が設けられていました。石槨内は盗掘で荒らされていましたが、金・銀の玉、銀装唐様太刀鞘責金具、金箔片、木心乾漆棺断片が出土しました。現在は、整備されて公園となっています。

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