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銭司遺跡(ぜずいせき)

所在地 加茂町銭司小字金鋳山
指定区分 府史跡
時代 奈良
交通 JR大和路線加茂駅から北東へ徒歩約60分
関連サイト http://www.city.kizugawa.lg.jp/vcms/contents.php?id=263

解説

木津川右岸の段丘上に位置する鋳銭遺跡です。鋳放しの状態でバリが着いたままの和同開珎のほか、坩堝・鞴の羽口・銅滓などが出土し、和同開珎を鋳造した遺跡と考えられていますが、これまでのところ、銭の鋳型はみつかっていません。平安時代の『日本三代実録』に記された「岡田鋳銭司」にあたるとされ、その設置の時期については、天平7(735)年4月の「更に鋳銭司を置く」との『続日本紀』の記事を当てる考えがあります。

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