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平成15年度
平成16年度

          

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I 成 果

 (1)  シュートゲームに競争の場面を取り入れ、正確に入れようとする意識を高めることができた。個別にシュート
   動作やバックボードの使い方等のポイントを指導し、シュートを入れる楽しさを味わわせることができた。

 (2) オーバーナンバーとして攻撃者を多くすることで、フリーのポジションでのシュート場面をつくると入れやすいこと
   を、体験として理解させることができた。

 (3) トラベリング、ダブルドリブルのルールにこだわらず移動させることで、活発な動きを導き出すことができ、シュート
   を入れ合う楽しさを味わわせることができた。

 (4) コートに斜め線を引き、攻撃・守備担当の活動範囲を分けたことで、一人一人の分担が明確となり、チーム全員
   が役割を自覚して動くことにより、チーム全員の運動量を確保することができた。また、場面や場所を効果的に活
   用したパスによる連携を創意工夫させることができた。

 (5) 課題ゲーム及び自己評価、相互評価を通して、自分たちのチームのメンバーの特性を生かした作戦を工夫した
   り、相手チームの動きを観察し攻守のポイントをつかませることができた。


U 課 題

 (1) 児童数が少なく1人の練習量が十分確保でき、チーム数も
   4チームで観察グループの組み合わせも行いやすかった
   が、リングの数に対して児童数が多い場合は交替を早くする
   など練習及び運動量の確保、チーム数によっては観察グ
   ループを工夫する必要がある。


 (2) 味方同士が狭い範囲に集まってしまい、オーバーナンバー
   として攻撃者を多くしたことが活用できていない状況が見ら
   れた。コートを広く使うことや常に三角形の形にポジションを
   とるよう意識させる。

 (3) 攻撃・守り担当として活動範囲を分けたゲームをさせ、チーム内でポジションチェンジをするよう指導したが、
   攻撃・守りのどちらかに偏り気味の児童が見られた。役割分担の計画を立てる段階で点検し、偏りが見られる
   場合はどちらの役割も大切であることを理解させ改善させる。



V 児童の感想 

A…バスケットボールの学習でシュートがとても上手になったと思います。ゴール前で練習するのは良かったです。
  でも、ななめ線はいやでした。自由に動けないのはストレスがたまります。6年生ではめちゃくちゃに走れるように
  してほしいです。

B…休み時間にもバスケをやってみようと思うけれど、人数が集まりにくいのでドッジの練習とかをすることが多い
  です。この学習をして、パスをするときにはワンバンを使うとか、ドリブル、作戦の立て方、シュートなどが上手く
  なりました。6年生では相手をほんろうできるようになりたいです。

C…シュートがとても上手になりました。今まで、はずれることが多かったけど、シュートゲームでこつが分かりました。
  バスケットボールは、4年生まではすきでもきらいでもなかった。ボールがこなかったりすることが多かったから。
  シュートゲームとかは点もよく入るし、動けて楽しかったです。

D…作戦では、○○ちゃんがゴール前にいて、△△君と□□君とぼくで逆向きの「く」の字をかくようにポジションを
  きめた。6年生ではもっとシュートをうまくきめられるようにしたい。シュートをたくさんやったので前よりまあまあ
  うまくなった。

E…シュートが入って点がとれるだけではなくて、ボードに当たったり、リングに当たったら点が入るのでよかった。
  また今度するときはもっといい作戦を立てたい。




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