総論 国語 社会 算数 理科 生活 音楽 図工 家庭 体育

家庭科における評価のポイント

 トップページへ  家庭科の実践編へ 家庭科の資料編へ    家庭科ファイルを見る





家庭科の理論編へ   1 家庭科の目標
  2 家庭科で育成する資質・能力
  3 評価の観点

家庭科の実践編へ   1 授業の改善に向けて
  2 指導計画・評価計画の作成
  3 実践を通して明らかになったこと
家庭科の資料編へ   1 指導計画・評価計画・指導案例
  2 ワークシート例
  
3 その他








理論編


1  家 庭 科 の 目 標


学習指導要領における家庭科の目標は、学習方法学習内容最終目標の三つの部分で構成されています。
衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して                           
家庭生活への関心を高めるとともに日常生活に必要な基礎的な知識と技能を身に付け
家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる



学習方法 実践的・体験的な活動を通して行う学習であることを重視している。
学習内容 主に家庭生活に焦点を当て、衣食住などに関する内容を取り上げ、家庭生活への関心を高めるとともに、必要な基礎的な知識と技能を身に付ける。
最終目標 家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる。





2 家庭科で育成する資質・能力


学年の目標は家庭科で育成することを目指す資質や能力を示しています。
(1)  衣食住や家族の生活に関する実践的・体験的な活動を通して、家庭生活を支えているもの分かり、家庭生活の大切さに気付くようにす る。    
(2) 製作や調理など日常生活に必要な基礎的な技能を身に付け、自分の身の回りの生活に活用できるようにする。      
(3) 自分と家族などとのかかわりを考えて実践する喜びを味わい、家庭生活をよりよくしようとする態度を育てる。      


(1)について 教科の特質である実践的・体験的な活動を通して、
家庭生活への関心を高め、理解を深めること
(2)について 日常生活に必要な
基礎的な技能とそれを活用する能力を育成すること
(3)について 家族などとのかかわりの中で、
よりよい家庭生活を目指す実践的な態度を育成すること



 ページの先頭へ戻る



3  評 価 の 観 点


学習指導要領の家庭科の内容基礎・基本)が身に付いたかどうか、子どもたちの学習状況を観点別に評価する観点別学習状況の評価が基本となり、4つの観点から家庭科の力(学力)をとらえ評価します。


評価の観点及びその趣旨
家庭生活への
関心・意欲・態度
生活を
創意工夫する能力
生活の技能 家庭生活についての
知識・理解
衣食住や家族の生活 について関心をもち、家庭生活をよりよくするために進んで実践しようとする。 家庭生活について見 直し、身近な生活の 課題を見付け、その解決を目指して考え自分なりに工夫する。 衣食住や家族の生活 に必要な基礎的な技 能を身に付けている。 衣食住や家族の生活に関する基礎的な事項について理解している。


家庭生活への関心・意欲・態度
学習内容や家庭生活にどれだけ関心をもっているか、学習したことを自分の生活に生かそうとしているかなどを評価します。
生活を創意工夫する能力
調理や製作などの学習結果と併わせて、作品ができるまでの間で子どもが考えたり工夫したりしているところを評価します。
生活の技能
実習中の活動の様子、作品などにより基礎的な技能の定着を評価します。
家庭生活についての知識・理解
単なる知識の習得を見るにとどまらず、他に応用できたり活用できたりするような知識が習得できたかについても評価します。






 トップページへ   ページの先頭へ戻る 家庭科の実践編へ 家庭科の資料編へ