家庭科における評価のポイント

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実践編


1 授業の改善に向けて
2 指導計画・評価計画の作成
3 実践を通して明らかになったこと






1 授業の改善に向けて


これまでの指導
3つの領域 ・・・・・・・・・・・・・・・
題材指定 ・・・・・・・・・・・・・・・・
製作手順・作り方を重視・・・・
出来映えを重視して評価
指導の在り方
8つの内容・・・・・・・・・・・・・・・
題材指定の見直し、題材・教材の選択・・・・・・・
題材指定での学習課題の明確化・・・・・・・・
比較する・試す・確かめる等の児童の主体性を重視・・・・・・
評価を工夫し、評価を指導に生かす
(指導と評価の一体化)
・・・・・・・・・・・・・・・・・





ア  「A被服」「B食物」「C家族の生活と住居」の3領域で内容を示していました。

イ  簡単なエプロンやカバー類の製作、じゃがいも料理など題材を指定していました。

ウ  おいしいみそ汁を作ることが学習課題の場合、だしのとり方、みその扱い方、実に関することなどみそ汁を作る方法や手順を教師が教え、児童がその通りに実習する。これが従来多く見られた授業のスタイルではないでしょうか。

エ  「家庭生活と家族」「衣服への関心」「生活に役立つ物の製作」「食事への 関心」「簡単な調理」「住まい方への関心」「物や金銭の使い方と買物」「家庭生活の工夫」に関する8つの内容に整理統合して構成し、複数の内容の関連を図った題材の構成をしやすくしています。

オ  米飯及びみそ汁に限って指定するにとどめ、地域や学校、児童の実態に応じて題材や教材を選択することができます。

カ  題材設定において、その題材を通して家庭科で身に付けさせたい資質や能力を明確にすることが大切です。 おいしいみそ汁を作るという課題を解決する授業を考えた場合、たどる道 はいくつかあって、児童によって違っていても、だしのとり方、みその扱 い方、実のことは共通の学習課題であり、そのことが児童たちに確実に身に付いていることが、大事なポイントです。

キ  例えば、みそ汁作りでだしをとらずにみそ汁にしたもの、みそを溶かさずに入れたものと比較してみます。児童自身が「比較する」「試してみる」「確かめてみる」などして課題を追究する学習によって、なぜだしをとるのか、なぜみそは溶かして入れるのか、などを児童自身が学び取ることができます。つまり、教師から一方的に与えられる受け身の学習ではなく、児童自身が課題の解決を目指して、知識や技能を駆使し、思考を働かせて、主体的に学び取っていく学習の展開を重視しています。

ク  評価をその後の家庭科の指導改善に生かすことが大切です。児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評価するとともに、指導の過程や成果を評価し、指導の改善を行い学習意欲の向上に生かすようにします。

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