キレる子                                    Topに戻る
 
 「キレる子」が増えていると言われています。些細なことでカッとなって暴力を振るい、人を傷つけたり見境なく人や物に当たり散らすなど、「キレる子」の衝動的行動は、反社会的不適応傾向として問題が顕在化することが多いのかもしれません。
 では、「キレる子」のこころの中では、どのようなことが起こっているのでしょうか。
 どのようなメカニズムによって「キレる」のでしょうか。
 「キレる」行動というのは、端的に言えば「こころの傷つき」の表現に他ならないと考えられます。自分の尊厳、いわゆるプライドのようなものが傷つけられたとき、人は「キレる」のかもしれません。
 本ページでは、「こころの傷つき」のメカニズムを中心に、「キレる子」からのサインついて考えてみます。
 
 (1) 「キレる子」からのサイン
 
  待てない親のこころ
 
  心配する親はダメか
 
  「キレる子」の弱さを診る
 
  「キレる」のメカニズム
 
           
 (2) 「キレる子」への関わり
 
  ア こころを支えるということ
 
   「こころの守り」をはずす作業
 
  イ 聴くということ
 
   聴き方のコツ
 
   こころを支える聴き方
 
 
<参考文献>
織田尚生(H9);傷つきやすい子の心理,児童心理No.671,金子書房
河合隼雄(H4);子どもと学校,岩波新書
鑪幹八郎(H14);青年期の多面性とイニシエーション臨床心理学第2巻第6号,金剛出版
鑪幹八郎・一丸藤太郎(H4);心理療法を学ぶ,誠信書房
鑪幹八郎・名島潤慈(H6);心理臨床家の手引き,誠信書房
中西信男(H6);学校カウンセリング基本問題,隣接分野との異同および関係B生徒指導,「こころの科学」58号,24-25 ,國分康孝編,日本評論社 
東山紘久(H12);プロカウンセラーの聞く技術,創元社
文部省(S45);生徒指導資料第6集,学級担任の教師による生徒指導,大蔵省印刷局
 
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