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この章では、小学校における「学校独自の危機管理マニュアル」のモデルを紹介します。
ここで提案するモデルは模範例ではなく、あくまでも特定の条件下での標準例です。それぞれの学校の特性や実態に応じて適宜工夫を加えてください。
また、「本手引きの活用のしかた」でも述べたように、まず、それぞれの学校安全計画の中に危機管理に関する内容を盛り込み、これを踏まえて、危機管理を具体的に実行するための必要事項や手順を示した「学校独自の危機管理マニュアル」を作成することが重要です。
なお、学校独自の危機管理マニュアルの作成について、文部科学省は、次の4つの作成上の留意点を示しています。特にマニュアル作成の原案の段階で、警察の指導を仰ぐことがマニュアルの実効性を高める上で有効です。
○文部科学省、各自治体等が作成したマニュアル等を参考にする。
○警察や防犯協会等の資料や助言を参考にする。
○各学校の特性・実態に応じたものとする。
○具体的で誰にでもわかるような明確な内容や表現とする。
(学校の安全管理に関する取組事例集(平成15年10月発行・文部科学省))
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