緊急対応

９　危険度に応じた対応（緊急対応１～３）

緊急対応１	退去を求めても応じず、危害を加えるおそれがある場合
緊急対応２	危害を加えるおそれが非常に高い場合
緊急対応３	危害が及んでしまった場合

	対策本部	不審者対応（複数対応）	児童の安全確保（避難・誘導）	負傷者対応
緊急対応　１	事件発生　対応者（校長、○○教諭、事務職員）　○　状況の変化に対応できるような統括と指揮　○　校長（教頭）　　１１０番通報の指示　　　　　　　　　　　教育委員会の支援要請　○　校内緊急放送で緊急対応１であることを　　　全教職員、児童に知らせる。　　（暗号、決めた文例を使用）　○　児童の避難の必要性の判断と指示　○　不審者逃亡の場合、近隣校への連絡を教　　　育委員会に要請	事件発生　対応者（教頭、△○教諭、管理用務員）　○　不審者を落ち着かせるよう丁寧な対応　○　不審者の言動に注意　○　隔離できる場所へ連れて行く努力　○　所持品（凶器等危険物）の確認の努力　○　不審者との距離の確保(1.5m以上）　○　警察が到着するまで児童に危害が及ば　　　ないよう配慮	事件発生　対応者（各学級担任）　○　児童の人員確認と安全確保　○　教室で待機、避難についての放送等の指示を待つ。児童の安全確保確認後、可能な範囲で不審者対応の応援体制を組む
緊急対応　１	事件終息（不審者確保）　○　警察、消防、教育委員会等への状況報告　○　保護者（ＰＴＡ本部役員等）への連絡　○　当日の授業継続、下校方法等の決定　○　今後の登下校方法・授業についての決定　○　保護者説明会の準備と開催　○　保護者あて連絡文書の作成　○　近隣学校（園）への情報提供　○　報道機関への対応　○　記録	事件終息（不審者確保）　○　校内を巡視し、他の不審者の有無の確認　○　逃げ遅れた児童や負傷者の有無の確認　○　児童の安全確保の応援　○　事件の情報収集、把握、整理　○　学校や地域の状況の把握	事件終息（不審者確保）　○　下校方法決定後、全保護者と連絡をとり、児童の安全下校を確認　○　保護者あて連絡文書を児童へ配布	事件終息（不審者確保）　○　負傷者の有無の再確認、全容把握

緊急対
応

２

　

事件発生　
　対応１に同じ　　

　○　校内緊急放送で緊急対応２であることを
　　　全教職員、児童に知らせる。
　　　（暗号、決めた文例を使用）
　　　

事件発生　
　対応１に加えて　　

　○　周囲に危険を知らせる。
　　 （笛、大声、大きな音、火災報知器）
　○　不審者の移動を阻止する努力
　○　攻撃に備え防御できる身近な道具の活用
　　　（ほうき、いす、机、消火器、竹馬）
　○　近くに児童がいる場合は逃げるように
　　　指示
　○　児童から注意をそらさせ、不審者を児
　　　童に近づけない努力
　○　児童が捕らわれている場合は、不審者
　　　を説得

事件発生　
　対応１に加えて　　

　○　避難場所、経路の決定、避難
　○　避難後の児童の人員確認と負傷状況等の確認

　

事件発生　

対応者（養護教諭、◎△教諭、学校栄養職員
　○　準備した救急用品、負傷者搬送時の学
　　校との連絡方法を確保して避難場所、負
　　傷者発生現場へ急行
　　（お金、携帯電話、緊急連絡網等）
　○　負傷状況の確認と応急手当
　○　救急車要請の判断

　

事件終息（不審者確保）　
　対応１に同じ　

緊急対
応３

　

事件発生　
　対応１に同じ　　

　○　校内緊急放送で緊急対応３であることを
　　　全教職員、児童に知らせる。　　　　　　　　　（暗号、決めた文例を使用）
　○　負傷者対応の要請で救急車手配（１１９番）

事件発生　
　対応１、２に加えて　　

　○　不審者に注意しつつ、負傷した児童等の状況確認と応急手当（救命最優先）
　○　被害を最小限にする努力
　

事件発生　
　対応１、２に同じ　

事件発生　
　対応２に加えて　　

　○　負傷者発生現場へ急行
　○　負傷者の応急手当、搬送準備
　　　 救急車手配の要請
　○　負傷者氏名等の確認とリスト作成
　○　救急車同乗と搬送先からの連絡
　

事件終息（不審者確保）　　
　対応１に加えて　　
　

事件終息（不審者確保）　
　対応１に同じ　

　

事件終息（不審者確保）
　対応１に同じ

　

事件終息（不審者確保）
　対応１に加えて
　
　○　負傷児童と保護者等への対応