1 本校の危機管理の基本方針
             
 危機管理の必要性




 

◎ 学校は、児童が安心して学び、教職員が安心して教育活動を行う安全な
 場所でなければならない。しかし、ときとして学校の安全を脅かす事件・
 事故が発生する。そのようなときに備えて、適切かつ確実な危機管理体制
 を確立する。

 
  
 危機管理の目的





 

1 児童や教職員の命を守る。
2 危険をいち早く発見して、事件・事故の発生を未然に防ぐ。
3 万一、事件・事故が発生したときは、適切かつ迅速に対応し、被害を最
 小限に抑える。
4 事件・事故の再発防止と教育の再開に向けた対策を講じる。

 
  
 本校の課題                                      





 

1 火災や地震を想定し、低学年が逃げやすいよう、下の階に低学年の教室
 配置をしているので、不審者侵入の場合は、危険度が増す。
2 体育館の裏は、死角になりやすい。
3 地域社会の人間関係が希薄であり、学校に対する保護者の関心も薄い。

 
                                             
 課題を補う危機管理体制                           
 
 
 
 



 

1 不審者に対する施設上の弱点に対しては、教職員の巡視等を行うことに
 よって、危険をいち早く発見するなど、日常の危機管理意識を高めること
 により、被害を最小限に抑える。
2 職員室に在室しているときには、来訪者について注意を払う。
3 マニュアルに従って、事件・事故に対処できない場合は、臨機応変に役
 割が変更できるよう、各担当者の業務内容も熟知し、緊急事態発生時に備
 える。

 







 
 
 保護者・地域社会・関係機関との連携を図る上での留意点






 

1 学校の安全は、まず教職員が積極的に守ることを基本に考える。
2 学校の情報を発信し、開かれた学校づくりに努め、教職員一人一人が地
 域社会との信頼関係を築く。
3 緊急事態が発生した場合に、保護者や地域の人に快く協力してもらえる
 よう、地域社会の行事等にも参加するよう心がける。