※新学期にまず、押さえておくべき事を端的にまとめました。特別支援教育コーディネーターとして年間計画を立てる前に押さえておきましょう。初めてコーディネーターになった方は、必見です。 |
新学期成功の鍵は、年度末にあり!
新学期を制するコーディネーターは、1年を制する!
と言っても過言ではありません。
もう、「学年末、これだけはやっておこう!」は読まれましたか。
新学期をスムーズにスタートさせるためには、年度末の仕込みが大切です。
環境(人/物)が変わっても、支援が必要な子ども達が気持ちよく(心静かに、楽しく)すごせるように活動するのが、コーディネーターの大きな仕事です。
そのためには、引き継ぎが大切です。そんなことは、言われなくてもわかっています。でも、
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対象になる子どもの人数も多く、新しいメンバーがそろうのは4月に入ってから・・4月に入ると何かと会議や事務も多く、ゆっくり個々の子ども達について話す時間を持てない。 |
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新学期は何かと忙しいもの、あれもこれもとコーディネーターは欲張らず、新学期のスタートの引き継ぎ事項は、まず「してはよくない対応」について、新しい関係者と共有しましょう。なぜなら、なぜこういう対応をやってはいけないか、という理由を理解することは子ども理解の近道だからです。
こじれてしまった関係、クラスの仲間が抱いた悪い印象、担任の先生が失った信頼や自信を回復するのは、大変です。まず、大きなトラブルを未然防止することは、とても大切なのです。引き継ぎたいことはたくさんあると思いますが、それは、年度末に前担任や関係者がまとめた個別の指導計画等をみて、情報を得ることができます。4月の末から5月の家庭訪問後をめどに、少し詳しい引き継ぎと現在の状況を確認する機会を設定するとよいでしょう。
新学期は子ども達だけでなく、その保護者にとってもとても不安な時期です。場合によって、コーディネーターが保護者と新しい担任との仲介役をすることが必要でしょう。 |