京都府立西舞鶴高等学校ホームページを御覧いただき、ありがとうございます。西舞鶴高校第26代校長の田邉仁司と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
西舞鶴高校は私にとって、平成4年に京都府の教員に採用されて初めて赴任した思い出多き学校です。校長として勤務することに対して、感慨もひとしおですが、責任を背負うことの重みを感じております。
本校は、その前身となる加佐郡立高等女学校創立から数えること117年、旧制舞鶴中学校創立からは102年を迎える伝統校です。これまでに3万5千人を超える卒業生を世に送り出しており、同窓の先輩たちは国の内外を問わず各分野の第一線で活躍しておられます。双鶴同窓会のみなさま、舞鶴市のみなさまから、様々な御支援をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
さて、令和5年12月に京都府教育委員会によって策定された本校全日制のスクール・ミッション(各学校の存在意義や期待されている社会的役割、目指すべき学校像)は、「理数探究科・普通科を設置する高校として、地域連携や高大連携による探究活動、学習と部活動の両立を充実させることにより、高い学力を身に付け、知・徳・体の調和のとれた人間の形成を目指し、将来の科学技術分野を担う人材を育成する。」となっております。理数探究科や普通科理系コースでの教育に期待されているとは感じておりますが、文系や文特コースでの取組も大切にし、多様な希望進路を実現するための教育活動を行っております。
一方、通信制のスクール・ミッションは「通信制課程を設置する公立高校として、様々な学習歴をもつ個々の生徒に対応した添削やスクーリング等によって、生涯学習と社会的自立の基礎となる学力を身に付け、社会に主体的に参画できる心豊かな人材を育成する。」となっております。上級学校への進学、高校卒業資格取得、学び直しなど通信制で学ぶ目的は様々ですが、多様な生徒たちの学びを支えております。
西舞鶴高校では、「夢をかなえる場所がここにある」とのスローガンを掲げおります。新たなる伝統の創造を目指す本校教育に、御理解と御支援をよろしくお願いいたします。
なお、京都府では「ふるさと納税」の仕組みを活用した、府立学校特色化応援ファンディング事業(ホームページのトップ画面にあるバナー)により、母校への御支援を募っています。旧制舞鶴中学校、西舞鶴高校の関係者の皆様には、教育環境向上のために御厚情を賜りますようお願い申し上げます。
2024年度 学校経営計画(計画段階) 2023年度 学校経営計画(実施段階)
究理(きゅうり) 真理を求め勉学に努める
尚志(しょうし) 高い理想を抱き、その実現に努める
敬人(けいじん) 人を敬愛し、誠実に生きる
旧舞鶴中学校の校章をいかし、鶴のつばさを三つにして、舞鶴中学校と舞鶴第一高等女学校の統合を意味し、また高校の「高」の形を表現。作者は統合当時図画担当者の森本元治氏。
(一) 伊佐津川さざめきながれ 潮の香のよせくるところ 学び舎のいらかをここに 花とひらく 若き生命 ああ われら世紀のしるべ にごりなき世界に通ふ 真理の泉 ゆたかに汲まん |
(二) 愛宕山すがしきみどり 彩雲のかがよふところ 舞ひ上がる若鶴ここに 浄き姿 永久の象徴 ああ われら文化ぞ高く 生みなさん理想の空に 自由の翼 羽ばたき止めず |
学校正門 |
校舎前広場 |
第一体育館前 |
第一体育館内 |
管理棟校舎 |
校碑 |
校歌碑 |
ほっとるーむ |
管理棟校舎前 |
第二体育館内 |
LL教室 |
CAI教室 |
校舎中庭 |
定時制閉制記念碑 |
視聴覚教室 |
図書館 |
グラウンド |
グラウンド |
柔道場 |
柔道場 |
化学実験教室 |
中庭記念樹 |
大江季雄選手之像 |
ソフトボールグラウンド |
第一体育館前 渡り廊下 |
自転車置場 |
ソフトテニスコート |
部活動ボックス |
1年 | 2年 | 3年 | 総計 | |
普通科 | 160 | 159 | 159 | 478 |
理数探究科 | 34 | 37 | 30 | 101 |
計 | 194 | 196 | 189 | 579 |
(2024年4月1日現在)
昭和23年10月20日 | 高等学校再編成により京都府立西舞鶴高等学校、京都府立西舞鶴女子高等学校を統合し、京都府立西舞鶴高等学校と称し通常制(後に全日制)、定時制並びに通信教育の課程を設け、通常制、定時制課程には普通科及び商業科を置く。また通常制には中学校を併設する。 同日、田中実雄、校長に補せられる。高等学校は、元京都府立西舞鶴女子高等学校校舎を、併設中学校は元京都府立西舞鶴高等学校校舎を使用す。 |
平成 2年 4月 | 全日制家政科の募集を停止 | |
平成 2年 7月 | 図書館棟しゅん工 | |||
平成 4年 3月 | 家政科閉科 | |||
平成 4年 6月 | 校訓「究理・尚志・敬人」制定 | |||
昭和24年 1月 5日 | 元京都府立西舞鶴高等学校校舎に移転 併設中学校は舞鶴市立明倫小学校内に移転 |
平成 5年 3月 | 緑化・景観改善整備工事に伴う前庭改修工事完了 | |
昭和24年 3月31日 | 併設中学校生徒募集を停止 | 平成 5年 5月 | 校訓碑除幕 | |
昭和30年 5月31日 | 運動場拡張工事(南側2625坪)完成 | 平成 7年 3月 | コンピュータ教室整備 | |
昭和32年 1月14日 | 昼間定時制家庭科募集停止 | 平成 8年 4月 | 定時制課程普通科の募集を停止 | |
昭和32年 4月 1日 | 全日制家庭科を開設 | 平成11年 3月 | 定時制閉制 | |
昭和36年10月13日 | 管理・教室棟しゅん工式を行う | 平成12年 4月 | 運動場全面改修工事完成 | |
昭和38年 4月 1日 | 家庭科を家政科と改称。定時制課程商業科の募集を停止 | 平成13年 8月 | コンピューター教室改修 | |
昭和41年 3月 | 第一体育館兼講堂しゅん工 | 平成14年 4月 | 単位制による通信制とす | |
昭和47年 3月 | クラブボックス完成、門完成 | 平成17年8月 | 冷房設備工事(24教室)完成 | |
昭和49年 2月 | 自転車置場(北側暗きょ上架設)完成 | 平成18年4月 | 全日制商業科募集停止、専門学科としての理数探究科設置 | |
昭和53年 8月 | 8教室及び保健室、体育器具庫しゅん工 | 平成19年10月 | 創立100周年記念校歌碑除幕、創立100周年記念式典挙行 | |
昭和54年 2月 | 自転車置場(北側暗きょ上架設)完成 | 平成20年3月 | 商業科閉科 | |
昭和55年 3月 | 家政科棟しゅん工 | 平成21年3月 | 職員室・保健室等改修・移転、体育館前廊下完成 | |
昭和57年 3月 | 視聴覚教室、4教室及び格技場しゅん工 | 平成27年3月 | 管理教室棟(本館・北舎)、教室棟(南舎)、家庭科棟、トイレ棟、第二体育館耐震改修工事完了(平成25年4月~) | |
昭和61年 3月 | 情報処理実習室を整備 | 平成27年9月 | 管理教室棟(本館)トイレ(来客用・生徒用)改修工事完了 | |
昭和63年 3月 | 双鶴会館しゅん工 | 令和元年7月 | 第2グラウンド・ブロック塀撤去等工事完了、教室棟(南舎)トイレ洋式化改修工事完了 | |
令和5年4月 | 第1グラウンド防球ネット設置等工事完了 | |||
京都府立西舞鶴女子高等学校(女子) | 京都府立西舞鶴高等学校(男子) | |||
明治39年12月27日 | 京都府加佐郡立高等女学校設立認可 | |||
明治40年 4月20日 | 開校 本科4年補習科1年の課程を設置(現在の城北中学校の位置) | |||
大正10年 3月25日 | 本科修業年限を5年に改定 | 大正11年 4月13日 | 京都府立舞鶴中学校開校(現在の本校の位置) | |
大正12年 1月 1日 | 本校を京都府に移管し、京都府立舞鶴高等女学校と改称 | |||
大正14年 4月 1日 | 補習科を廃止 | |||
昭和18年 6月 1日 | 校名を京都府立舞鶴第一高等女学校と改称 | 昭和18年 6月 1日 | 校名を京都府立舞鶴第一中学校と改称 | |
昭和23年 4月 1日 | 学校改革により、京都府立西舞鶴女子高等学校となり、通常制課程を設置 | 昭和23年 4月 1日 | 学校改革により、京都府立西舞鶴高等学校となり、通常制課程と通信制課程とを設置 | |
昭和23年 9月 1日 | 定時制課程を設置 | |||