高大連携講座(東京大学 宇野健司先生)
「課題発見・解決力向上ワークショップ」 |
令和6年12月20日(金) |
東京大学の宇野健司先生による、「課題発見・解決力向上ワークショップ」を実施しました。1~3年生の普通科・理数探究科の希望者が参加し、これからの学びやキャリアとも結びつけながら大学の学びを紹介していただき、課題発見・解決に向けたディスカッションを行うワークショップを進めていただきました。
概要は以下の通りです。
■東大で学ぶ意識の高い環境
講義の冒頭では、東京大学の現状や学生たちの学びについて説明がありました。東大では、やる気に満ちた学生たちが集まり、キャリアや人生設計をテーマに学びを深めています。交換留学の例では、イギリス、アメリカ、オランダなど多彩な選択肢が紹介され、交換留学に挑戦する価値について語られました。
■国際的な視点と「幸せになる力」
講義では、北欧の文化に触れながら、「ヒュッゲ」や「ラーゴム」といった概念も紹介され、人々がリラックスし、心地よい時間を大切にする価値観が語られました。また、「コンフォートゾーン」「ストレッチゾーン」「パニックゾーン」の考え方を通して、挑戦することの重要性を学びました。
■ディスカッションと問題解決のスキルを磨く
ワークショップでは、現実社会における課題解決に焦点を当てたグループワークが行われました。ある店舗での人事マネジメントや繁忙期のオペレーション問題を題材に、どのようにして解決策を考えるべきかを議論しました。さらに、ディスカッションやディベートの技術についても教えていただきました。「場数を踏むこと」や「必要な場面で適切な人格を使い分ける多重人格性」が、社会で活躍する上で重要であることが強調され、生徒たちは主体的な発言やチームでの協力の大切さを学びました。社会的スキルの基礎である「PREP法」や、数字を用いた分析力、言葉を使った表現力の重要性も指導していただきました。これらの能力は、幸せな人生を築くための土台になると強調され、参加者は改めて学びの意義を感じる機会となりました。
宇野先生、お忙しい中貴重なワークショップを実施いていただきありがとうございました。 |
全員が発言できる環境で、前向きに取り組む講座を実施していただきました |
コンビニの経営に関しての事例をもとに
課題を発見・解決していきいました |
参加者全員が発言し、
意見を交流することができました |