京都府立西舞鶴高等学校

学びのWebラボ　気象班　京都気象台訪問
令和６年12月24日（火）
本校自然科学部の生徒が、京都地方気象台を訪問見学しました。この訪問は、京都府教育委員会が主催する「学びのWebラボ」の一環として行われたものです。「学びのWebラボ」は、府立高校がテーマごとにラボ（グループ）を設定し、定期的に交流を行う取り組みで、本校からは「気象ラボ」と「プログラミングラボ」に参加しています。今回の訪問は「気象ラボ」の活動として実施され、本校からは2名の生徒が参加しました。　当日は、府内の他校の生徒を含め約10名が集まり、気象観測の現場を間近で見学しました。気象台の職員の方々の案内のもと、まず「露場」と呼ばれる気象観測のための専用エリアを訪れました。この露場では、気温や湿度、風速などを正確に測定するための機器が設置されており、その仕組みや運用方法について詳しく説明を受けました。普段は見ることのできない観測機器を間近で確認できたことで、参加した生徒たちは、気象観測の重要性と精密さについて理解を深めることができました。　また、実際に気象予報を行っている現場も見学させていただきました。ここでは、気象データの分析方法や予報作成のプロセスについて、職員の方が丁寧に解説してくださいました。テレビやインターネットで目にする天気予報の背後には、膨大なデータと高度な技術が関わっていることを知り、生徒たちは大きな感動を覚えた様子でした。　今回の訪問を通じて、生徒たちは気象観測や予報の専門的な知識を学ぶとともに、科学的な探究心をさらに深めることができました。訪問後、生徒たちは「実際の現場を見学できたことで、気象の仕事や研究の意義がより具体的に理解できた」「今回の学びを、これからの活動に活かしていきたい」と感想を述べていました。
気象予報の現場を見学しました		気象観測の機器を間近で見せていただきました