理数探究科
夏期実習「地球環境と海の生態系」発表会 |
令和6年10月23日(水) |
夏期実習「地球環境と海の生態系」の口頭発表会を実施しました。
理数探究科1年生では教科横断型授業による探究活動として、毎年夏期実習「地球環境と海の生態系」のデータ分析・発表を行っています。7月の実習を経て、2学期に入ってから、理数探究基礎、探究基礎生物、情報解析、理数数学などの教科を横断して、実習(海班と森班に分かれて水質調査や生物の採取などの実習)で得られたデータについて、各グループでテーマを設定し、データ分析を行いました。(実習の様子はこちら) データの分析では過去18年間にわたり、先輩たちが積み重ねてきたデータや気象庁等のオープンデータを活用し、グループ独自の視点での考察も行いました。今回、実習・分析の集大成として、事前学習からお世話になっている京都大学フィールド科学教育研究センターの中西先生、鈴木先生をお招きして口頭発表会を行いました。
先生方からは、専門的な分野に踏み込んだコメントに加え、多くの研究に共通する論理的な考え方や発表に対するアドバイス、統計データの科学的な扱い方など、多くの御助言をいただきました。
この実習を通して、探究活動の基礎と奥深さを学びました。今後の様々な探究活動にも活かしてほしいと思います。
お世話になった京都大学フィールド科学教育研究センターの中西先生、鈴木先生、夏期実習をお世話になった先生方、TAさん、ありがとうございました。 |
1班 ヒノキの成長と気象の関係 |
2班 農地面積が川のリン酸の値に
及ぼす影響について |
3班 懸濁物質測定ろ紙を用いた
簡易クロロフィル蛍光度測定方法の考案 |
4班 水温と電気伝導度の関係 |
5班 水温と硝酸・亜硝酸の関係 |
6班 降水が海水の鉛直分布に与える影響 |
7班 クモヒトデ増加の要因 |
8班 クモヒトデの個体数に
影響を与える要因 |
講師の鈴木先生からはデータ分析の際の
留意点についてお話をいただきました |
講師の中西先生からはテーマ設定の
重要性についてのお話をいただきました |