演劇部 ワークショップ |
令和6年8月22日(木) |
講師として、即興演劇のプロ「ロクディム」様からカタヨセ ヒロシ様をお招きして、身体表現を通したコミュニケーションについて、ワークショップ形式で実践的に学びました。また、地域で活躍されている大槻様がとりまとめてくださり、市役所や社会福祉協議会の方々総勢7名にお越しいただき、演劇部員と一緒にワークショップにご参加いただきました。大人と一緒に演じる機会は少なく、高校生にとっても貴重な時間となりました。
なお、演劇部は、9月15日(日)にみやづ歴史の館文化ホールにて行われる、令和6年度京都府高等学校演劇大会両丹支部大会(第32回両丹高等学校演劇合同発表会)に出場し、両丹支部大会での5連覇を目指します。 |
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ワークショップの様子を生徒の感想や講師の先生のお言葉を借りて紹介します |
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<生徒の感想>
目を合わせるだけじゃなくて、動作があると気まずさを感じなかった。楽しかった。相手の考えていることを想像するようになった。 |
連想ゲーム
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<講師の先生より>
連想して出てくるものは、あなたの人生で培われたもの、出会ったものだけです。相手の人生と自分の人生が交互に現れるので、新たな発見があったり、共通点が見つかったりするのです。 |
即興演劇に挑戦!
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<講師の先生より>
ペアになって、どう発展していくか分からない、未知の世界を楽しみましょう。現実世界ではできませんが、演劇の世界として今、この瞬間、ある程度は「無責任に」思った言葉を返していきましょう。
<生徒の感想>
西高を舞台に即興演劇をしました。鉛筆を借りたことをきっかけに、一緒に図書館に行くことになり、向かっていたらなぜか道が崩壊していて通ることができず、ほかの道を探していました。 |
返しを否定or肯定して、比べてみよう
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<講師の先生より>
ペアの中で、Aさんが言うことをBさんが常に否定していくと、人間と人間のぶつかりあいになり、話は停滞して進みません。一方、肯定していくと、方向はどうあれ、話は前へ進みます。これは、人生でも言えることで、例えばまわりの人の反応や意見を受け入れず、否定を続けると前進はしませんが、自分を守ることにはつながるでしょう。反対に肯定ばかりして何でも受け入れてばかりいると、進んではいきますが、自分のしたいことが見えなくなっていってしまいます。
歳を重ねても自分の想いを言葉にすることは難しく、言った後で「なんか違うな」「もっと他に言い方あったかな」と後悔することもあるものです。さまざまなコミュニケーションを通して相手と安心できる環境をつくり、経験を積んでいってください。 |