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心配その1 LD、ADHDなんとなく知ってるけれど・・
コーディネーターは校内外の連絡調整役、保護者の相談窓口です。障害の特性を理解し、アセスメントから指導計画を一人で立てる、専門的アドバイスをすることがコーディネーターの仕事ではありません。校内外の人材の得意分野を把握し、コーディネートすることがあなたの仕事です。連絡調整、相談窓口としてコミュニケーション能力が大切です。でも、お医者さんや専門家チームのアドバイスの内容をわかりやすく学校の教職員に伝えられる程度の専門性は身につけられるようにあなた自身も研修をつんでいきましょう。
※市町村毎に外部機関への相談・研修の依頼システム等が違います。受けられる外部機関のサービス、システムを把握しましょう。外部機関との連絡は校長先生や教頭先生にお願いするのもよいでしょう。
心配その2 自分のクラスや学年のことで手いっぱい・・
担任をしていると他のクラスの児童の様子がつかみにくいものです。一人で抱え込まず、校内委員会の活性化を図り、担任外の先生に情報収集をお願いしましょう。
会議ばかりが情報交換の場ではありません。ほっと一息ついている放課後の職員室、教室までの移動時間、行事や集会などあらゆる機会を利用して、支援が必要な子どもの情報収集、担任へのアドバイスをしましょう。それが、会議の回数や時間の節約につながります。
※自分のクラスのSOSがだしにくいかもしれません。コーディネーターをしているからといって、自分のクラスを例外にせず、逆にチームで取り組む支援モデルにしましょう。
※学級経営や教科指導の中で特別支援教育を考えていかなければ支援にはつながりません。むしろ、学級担任をしているあなただから切り込んでいけます。 |