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校長挨拶

京都府立東舞鶴高等学校
校 長   田中 重春

 京都府立東舞鶴高等学校浮島分校のホームページに、ようこそお越しくださいました。

 さて、浮島分校は潮の香りが漂う舞鶴湾の近くに位置し、京都府内では唯一、単独の学舎をもつ夜間定時制の高等学校です。そして今年度より高等学校としての存在意義、期待される社会的役割そして目指すべき高等学校像を定義したスクール・ミッション「一人ひとりに応じた教育活動を行う普通科を設置する夜間定時制課程の高校として、学習意欲の向上や基礎学力の充実を図り、社会性を身に付けながら能力を最大限に伸ばして進路を保障し、社会に貢献できる自立した人材を育成する」のもと、特色・魅力ある教育の実現に向けた方針としてスクール・ポリシーを策定し、教育活動を進めています。
 そのスクール・ポリシーのうち、育成を目指す資質能力に関する方針として、「@生徒が、社会の一員として自立し働くための基礎的な知識・技能や素養を身に付けられるようにします」「A生徒が、自己理解を深め、自ら考え行動したり挑戦したりする姿勢を身に付けられるようにします」「B生徒が、多様な個性や思いを持つ人と協力する態度やコミュニケーション力を身に付けられるようにします」の3つを掲げています。
 本校に通う生徒のほとんどは、 昼は仕事やアルバイトをして疲れた後に、夜に学ぶという忙しい生活を送り、 教職員とともに授業や部活動、 学校行事に取り組んでいます。 そして、浮島分校ではスクール・ポリシーを受けて、「〜Assist your mind〜 君のやる気、応援します!」というスローガンのもと、 各自が持てる力を最大限に発揮し、さらにその力を伸ばせるよう、教職員一同全力でサポートしています。また、それぞれ異なった個性にあふれ、さまざまな思いや目標を持って本校に通う生徒たちが、教職員のサポートを受けながら、社会の一員として自立していく上で必要な知識や能力を身に付け、困難な状況を乗り越えていくための人間力を培おうと前向きに頑張っています。
令和7年4月には11名の新入生を迎えました。引き続き学び続ける2・3・4年生とともに一丸となって「 安心して学べる学校 」「 ここで学べてよかった 」と心から言える学校づくりを進めています。
 今、社会や生活を取り巻く環境は刻々と変化しています。しかし変化の大きい時代だからこそ、「守破離」の言葉が示すように、自分を含めた誰もが幸せになるために社会に活きる人として大切なことを学び(守)、今の自分に必要な変化を自分の目で見極めてしっかりと取り入れ(破)、新しい生き方を模索する柔軟性(離)を身に付けなければなりません。生徒と先生が一緒になって築き上げてきた浮島分校の貴重な積み重ねを大切にしながらも、社会の変化に対応しながら、生徒・保 護者等の皆様の期待に応え、地域の方々から一層高い信頼を得ることのできる高校となるよう尽力して参ります。
 学校の様子などを随時ホームページに掲載していきますので、夜間定時制で学ぶ生徒や先生たちの日々の取組の一端を御覧いただき、浮島分校への理解を深めていただければ幸いです。また、学校見学も随時受け付けていますので、遠慮なくお問い合わせください。

 最後に、すべての浮島分校に関わる皆様におかれましては、 なにとぞ引き続きの御理解、御支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

京都府立東舞鶴高等学校浮島分校

〒625-0035
京都府舞鶴市字溝尻150番地の13

TEL 0773-62-0536
FAX 0773-62-0566