情報モラル指導資料
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22 ひぼう・中傷

指導項目の分類

対人関係に関すること

対象学年・教科等
小学校(中・高学年) 道徳、総合的な学習の時間、特別活動など
指導のねらい
(1) いたずら半分でやってしまったことが相手を傷つけたり、場合によっては犯罪行為になることを理解させる。

(2) 情報発信するときの心構えを理解し、自己責任のもと、情報発信することの大切さを理解させる。
指導の手引

他人への誹謗(ひぼう)中傷などの悪口が、インターネット上では人のうわさより何倍も早く、広く伝わってしまい、自分の知らないところで人を傷つけてしまうことを理解させる。

一度発信された情報は、訂正することが非常に困難であるため、常に相手のことを思いやる気持ちと責任を持って情報を扱う態度を身に付けさせる。

名誉毀(き)損や脅迫などの被害にあった場合の対処方法について理解させる。
(画面のプリントアウトや保存、プロバイダへの連絡や警察などへ相談する等)

掲示板等で個人情報を勝手に公開されたり、誹謗(ひぼう)中傷されたりした場合は、掲示板等の管理者に情報の削除を要請する。また運営者がプロバイダの場合は、プロバイダ責任法に従って削除や書き込み者への対応を依頼する。

プロバイダ責任法(平成14年5月施行)

インターネットや携帯電話の掲示板などで誹謗中傷を受けたり、個人情報を掲載されて、個人の権利が侵害されたりするなどの事案が発生し、プロバイダ事業者や掲示板管理者などに削除を要請した場合、プロバイダ事業者側がこれらを削除したことについて、その情報を作成した権利者からの損害賠償の責任を免れることができることや、他人の権利を侵害する情報を発信した者の情報を開示請求できることなどを規定している。



<参考>
 警視庁 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.htm

展開例

学習活動

指導上の留意点

本時の学習のめあてを知る

ワークシートの事例を読む

思ったことを書いてみる

友達やグループで「情報発信の責任」について話し合う

意見をまとめて数人が発表する

自分の感想や意見を書く

本時の学習をまとめる

自己評価をおこなう

Webページを使った体験的な学習活動を取り入れる場合は2と3の部分を活動にあてる)

インターネットの情報伝達の特徴を考える。
情報発信の責任を考えさせる。
発展的な学習

発信者を特定する情報開示などプロバイダ責任制限法について理解させる。

関連項目

「Webページの公開」、「プライバシー」


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