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LD,ADHD等について
LD,ADHD等のある子どもへの特別な援助や配慮
 LD,ADHD等のある子どもたちは、学習を怠けているのでも、やる気がないのでもなく、その子に固有の認知特性のために、 聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなど、特定の能力が十分に発揮できないのです。
 このことが正しく理解されず、常識的であっても、その子には不適切な対応をされることにより、 自信をなくしたり、情緒が不安定になったり、登校をいやがるようになる子どもも生まれています。
 子ども一人一人の「学びにくさ」を正しく理解し、適切に対応することで、本来の力が発揮できるのです。
LDは、“Learning Disabilities”の略語ですが“Learning Differences”とも言われています。 「できない」のではなく、「学び方の違い」(その子に固有の学び方)と理解することが大切です。
子どもを大切にしたかかわり
 子どもの話に耳を傾け、適切な声かけや働きかけをしましょう。 子どもの良さを認め、意欲的で主体的な活動を引き出すようにしましょう。
学校全体でのかかわり
 学校ではすべての教職員が共通理解を図り、それぞれの立場で関わっていくことが、学級担任の指導をより確かにしていく鍵です。
 理解を深めるための校内研修を行ったり、教育相談を実施するなど、学校や地域の実態に応じて取り組みを工夫しましょう。
 「学び方の違い」について、校内で検討したり、指導の工夫をしていきましょう。
誰もがクラスの主人公に
一人一人が学ぶ主体であり、存在感が感じられるクラスでこそ、LDのある子どもも本来の力を発揮することができます。

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