3読むことが苦手なんだ
子どもの様子 | → | 考えられる要因 | → | 支援の手立て |
文字は読めるが行や文字を飛ばす。助詞や文末を読み間違える。 | → | ・文字を目で追えない。 ・ことばをまとまりとしてとらえられない。 ・注意力が弱い。 |
→ | ・定規を当てる。 ・文字を指で押さえる。 ・行間を広げる。 ・1行だけ見えるように他を隠して読む。 文字を拡大する。 ・読み間違う語をひとまとまりにして提示する。 |
形のよく似た文字を読み違う。 |
→ | ・文字の形が正しく捉えられない。(弁別が弱い。) ・細かい部分まで注意が向けられない。 |
→ | ・文字の形の違いに気付かせる。 ・似ている文字の違いに気付かせる。 ・読み間違うところに印をつけ、意識させる。 |
文字をひとつひとつ読む。←ひろい読み | → | ・文字と音を結びつけることが弱い。 ・語としてまとめられない。 (語彙が乏しい。) |
→ | ・絵をつかい、文字を語にして 意味と結びつける。 ・フラッシュカードでキーワードを 提示する。(語彙力を増やす。) |
文章の内容が理解できない。 | → | ・聞いて少しの間、記憶しておくことが苦手である。 ・文字を読むのに注意が向いてしまい、意味理解に注意がいかない。 ・文の構造がわかりにくい。 |
→ | ・大事なことを押さえた教師の範読。 ・挿絵や図を使い、イメージ化を図る。 ・区切りごとに意味を確かめる。 ・注目する部分にラインを引く。 |