1 経営方針
-児童の夢と希望を育む上狛小学校の教育の創造-
「学校は子どもたちにとってのびのびと過ごせる楽しい場でなければならない」ことを念頭に置き、新学習指導要領、「府・市の指導の重点」及び、『「京の子ども、夢・未来プラン21」-京都府の教育改革 -』を踏まえ、校長主導の学校体制の下、教育目標と学校経営方針を明確にした教育課程を編成し、日々の教育活動の充実を図り、確かな学力、豊かな人間性、健康や体力などの「生きる力」を身に付け、ふるさとを愛し、夢と希望を持って未来に向かってはばたく児童の育成を目指す特色ある学校づくりに努める。 |
2 教育目標
-心豊かで思いやりがあり、自ら学び、たくましく生きる子の育成-
<目標達成のための基本方針>
(1)基礎的・基本的な内容の徹底を図り、学力の充実・向上、自ら学び・自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる教育を推進する。
(2)道徳教育や自然体験活動等を重視し、相手を思いやる心、自他の生命や人権を尊重する心、感動する心など、「心の教育」の充実を図るとともに、健康や体力の向上に努める教育を推進する。 (3)国際化・情報化・循環型社会で、子どもたちが主体的に生きていけるよう自己の生き方を深く見つめさせるとともに、創造性・想像力、コミュニケーション能力等をはぐくむ教育を推進する。 (4)地域の自然・文化、歴史等を学校教育活動に取り入れながら、家庭・地域社会・関係機関との連携に努め、学校教育への地域人材等の活用を図るとともに、地域社会と共に子どもを守り育て信頼される学校づくりを推進する。 (5)特別支援教育についての理解深め、一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導、必要な支援を充実させる取組を推進する。 |
3 研究主題
-確かな学力を身に付け、自ら学ぶ児童の育成-
(1)研究領域
ア 国語科と算数科 イ 食育の推進 |
(2)主題にせまるための重点事項
ア 基礎的・基本的な内容が確実に定着する指導方法の研究と実践に努める。 イ 主体的な学習が進められるように、教材・教具の工夫や言語活動・算数的活動を取り入れ、国語と算数における学習の場の設定に関する研究と実践に努める。 ウ 指導と評価の一体化の在り方を工夫し、評価を生かし、個に応じた指導についての研究と実践に努める。 エ 学習指導要領の趣旨を踏まえ、教育課程を適切に実施するとともに、授業改善をすすめる。 オ 食育を推進するため、食に関する指導計画に基づき教科横断的な指導を行うとともに、地域の産業や郷土食に目を向け郷土愛を育むための取組を進め、児童の豊かな人間性・社会性を育てる。 |
4 めざす児童像
-やさしく・かしこく・たくましく-
(1)明るく思いやりのある子 (2)自ら学び考える子 (3)元気でたくましい子 |
5 めざす学校像
-今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校-
(1)自然とともに豊かな心を育む場としての学校 (2)個性を伸ばし、主体的に学び誰もが輝く場としての学校 (3)安心・安全で、家庭・地域に開かれた場としての学校 |
6 めざす教師像
-教育は信頼関係の上に成り立つことを自覚し、日々の実践を大切にする教師-
(1)子ども教育的愛情を持ちより良い関係を築く教師(子と教師) (2)保護者と連携・協力し、信頼関係を築く教師(保護者と教師) (3)常に課題意識を持ち実践力のある教師 (4)研修に努め、高い専門性、情報の共有化・協働体制を図る教師 (5)文化や自然など地域と積極的に関わり、広い社会性と豊かな人間味溢れる教師 (6)健康で、力量を思いっきり発揮する教師 (7)学校評価・教職員評価の活用を図る教師 (8)報告・連絡・相談を大切にする教師 |
7 特色ある学校づくり
-創意ある教育活動を展開し、児童にとっては魅力ある学校、家庭・地域にあっては開かれた学校を目指すことを通し、教育の活性化を図る。-
(1)基礎的・基本的な内容を身に付けさせ、少人数加配・特別支援加配・理科支援員・学生パワー等の活用により、個々の児童の学力の充実・向上を図るとともに、積極的な読書活動などの取組を通して豊かな心をはぐくみ、個々の児童の個性、能力の伸長に努める取組を推進する。 (2)特別支援教育を積極的進め、障害のある児童一人一人のニーズに応じ、学校全体として支援する校内体制の充実を図る。 (3)道徳教育を大事にするとともに、相手を思いやる心や自他の生命や人権を尊重する態度を育て、いじめや不登校については早期発見と対応に努める。 (4)小・中学校が連携して学校給食及び食に関する指導の研修及び事業を進めることで、9年間を見通した、組織的・系統的な食の指導の在り方を検討し、学校給食の充実と教育活動全体を通じた食育の推進を図り、発達段階に応じた児童の食や健康への意識を高める。 (5)「総合的な学習の時間」等について、育てたい力を明確にし、教科・道徳・特別活動などとの関連を明確にしながら、全体計画を見直し、ふるさと上狛の自然、文化、環境問題等を意識した取組を行い、特色ある教育活動を推進する。 (6)地域の自然や産業、生活や文化・歴史の教材化や地域の人材等を積極的に取り入れた様々な自然体験活動・問題解決的な学習を推進する。 (7)コンピュータ等の教育機器の積極的な活用を図り、情報活用能力を育てるとともに、基本的な情報モラルやマナーの育成を図る。 (8)地域在住の外国の人との交流や、国際交流員による日常英会話を中心とした外国語活動等を通して、コミュニケーション能力の素地を養うとともに異文化や日本文化(お茶等)の理解を図る。 (9)危機管理体制を整備・充実し、教職員の意識を高め、危機管理マニュアルを点検し、「なでしこ安全推進会議」保護者、地域住民と連携しながら、安心・安全な学校づくりを図る。 |
8 いじめ防止基本方針
-教職員だけでなく、すべての関係者が連携していじめ防止等の対策に
あたります-
■ いじめ防止基本方針(PDF) ![]() |