校長挨拶

京都府立東舞鶴高等学校長 竹内 浩

東舞鶴高等学校は、昭和15年に創立され、翌年には、ここ志楽の里泉源寺に学舎を移し、70年以上の歴史を刻んできました。卒業生は26,000名を超えており、多くの先輩方が母校の発展への期待を胸に、舞鶴市内をはじめ日本各地、遠く海外でも活躍されています。

現在は全日制普通科の高等学校として、校訓である「誠実(真心を込める)・自律(自ら決めたことを守る)・寛恕(他を思いやる)」を備えた人材育成を目指し、日々の学習や計画的な補講とともに、部活動・生徒会活動・学校行事・学級活動等に教職員が熱心に指導に当たり、生徒たちは着実な成果をあげています。

また、本校の特色ある取組の一環として、「国際文化コース」の国際交流等の取組の一層の推進はもとより、24年度から文部科学省「英語力を強化する指導改善の取組」拠点校として「グローバルコミュニケーション校」の指定を受け、これからの英語教育の推進モデルとなるべく、地域の中学校と連携した取組を展開することも計画しています。

さらに、全国大会出場のボート部、近畿大会出場及び府内上位の成績を狙える剣道部、バドミントン部、全国高校総合文化祭作品出展の放送部、美術部などはもちろんのこと、他にも熱心な部活動も多く、今後の活躍が期待されます。

こうした高校生活における「文武一道」の取組の積み上げにより、「知・徳・体」の調和のとれた成長を促し、それぞれの生徒の就職・進学等の多様な希望進路を実現することで、「生徒の前向きな希望に誠実に応え、必要な力を伸ばす高校」「一人一人の志ある生徒の未来を粘り強く切り開く高校」として、その存在価値を明瞭に発信すべく努力してまいります。

本校は、「Change 東舞!」を合い言葉に、さまざまな改革にチャレンジし、新たなステージに進もうとしています。東舞鶴高等学校との縁(えにし)で結ばれた多くの方々の御声援をどうかよろしくお願いします。

平成25年9月吉日