各種の相談機関、医療及び福祉機関とも連携しながら、就学前の支援が小学校へ、小学校の支援が中学校へと支援を紡ぐことが重要である。京都府下の小学校・中学校でも進められている。今後更に研究を深め、実践研究から学びつつ新たな実践を積んでいかなければならない。それが、個別の教育支援計画の策定につながっていくものと考えられる。
ますますコーディネーターに期待されるものは大きい。関係者間の調整役として、コーディネートする力だけでなく、さまざま立場や意見の違いを乗り越え、よりよいものを創造していく能力が求められる。
PDCAサイクルにおける工夫例
アセスメント
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- アセスメント票の書き方研修会の実施→担任が研修をもとにアセスメント票作成
- 通級指導教室等相談機関の活用→検査結果等の活用
- 担任の家庭訪問での聞き取りを活用→担任と共にアセスメント票作成
- 保護者、担任、特別支援教育コーディネーターでアセスメント票作成研修会や職員会議等で、こまめに共通理解を図りながら校内委員会の活動を進め、学校全体の特別支援教育への理解を深めました。
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個別の指導計画
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- 個別の指導計画の書式⇒簡潔で作成に負担感が少ないもの
評価がしやすく継続性のあるもの
- 「いつ」「どこで」「だれが」「どのような支援を」「どのような方法で」「評価の時期」を明確に記述⇒評価ができる具体的な表現を
- 担任、担任+コーディネーター、担任+コーディネーター+学年と児童の課題に応じて作成のメンバーを設定⇒作成時間の確保
- 個人情報の管理徹底
- 保護者との共通理解の方法や時期を確認
- 担任、保護者の思いや取組を反映
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指導・支援
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- 授業参観、集会、日常生活の場面で観察⇒担任へのアドバイス
- 担任と対象児童の日常的な変化について確認
- 専門的知識による的確な判断⇒スピーディーな取組の流れ作り
- 認知行動特性、発達的な観点からのアドバイス
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評価ポイント
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- 評価を「だれが」「いつ」「どこで」実施するか明確化
⇒保護者との共通理解の方法を確認
⇒校内での共通理解
- 短いサイクルで評価をする体制づくり
⇒月1回の校内委員会で随時評価
⇒学期末毎に評価
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