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その他の教材教具


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 アサーショントレーニング用掲示物「自分の気持ちをさわやかに伝えよう」 アサーショントレーニング用アイテムの画像
 ねらい コミュニケーション能力の向上を図る
 内容・活用  病弱教育部に転入してくる児童生徒は本校にいる期間はほとんど休まずに通学できている。しかし、コミュニケーションの力が不足していることが多く、病気が回復して前籍校へ戻っても友達とうまく人間関係がとれなければ登校しにくくなることが予想される。また、将来の自立に向けてもコミュニケーションの力を高めておくことは大切である。そのためには、場面に応じた言葉遣いができることや、相手を不快にしない態度がとれること、ストレス回避の方法を体得すること等が必要である。

 病弱教育部指導事例
  1. コミュニケーションをする上で「あなたもOK わたしもOK」というアサーティブな会話例を思い出す。
  2. 設定された場面( 例 『休み時間にCDデッキを友達が使っています。自分も使わせてほしい時に、どんな言葉遣いや言い方で頼んだらいいでしょ う』)で、どのような言動をとることが相手も自分もOKな表現になるのかを考える。
  3. 考えた内容でロールプレイをしてみる。このようなトレーニングから日常的な生活場面において顔の表情、動作を交えて相手に言葉を伝えるように 発展させた。ここでは、生徒がアサーションな人間関係を理解しやすいためのシンボルを作成し理解をすすめた。
  京都府立城陽支援学校より提供


  ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 感情をコントロールするための「イエローシール表」   怒りのコントロールイエローシールの画像1


怒りのコントロールイエローシールの画像2
 ねらい 意識して感情をコントロールする力を付ける
 内容・活用  自分の感情がコントロールできすカッとなって物にあたってしまう、物を壊したり自身がけがをしてしまう児童生徒に対して活用する。
 以下のようにカッとなるときを意識し自分の行動を振り返り、
  1. 安定していた時間は緑シール
  2. 5項目に該当するとイエローシール
  3. けがをしてしまったときは赤シール
    をシール表に貼りつける取組


 病弱教育部指導事例
 毎日、緑シールになって達成感を味わいたい、保護者にほめてもらいたいという思いから、感情が高ぶりそうな時でも必死に自分の気持ちを抑えようと努力した。
 この取組を通して意識して感情をコントロールしようと努力するようになり、落ち着いた学校生活が送れるようになった。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 クールダウン表 クールダウン表の画像
 ねらい 自分にあったクールダウンの方法を知り、気持ちの安定を図る
 内容・活用  気持ちがイライラして授業途中で保健室に行って授業に参加ができない生徒に対して、クールダウンの方法を本人とよく相談して「クールダウン表」を作成しルールに基づいた取組にする。


 病弱教育部指導事例
  1. クールダウンの場所を校内で決める。(本人にとって精神的安定を図れる場所にし、日頃取り組んでいる内容を考慮する)。
  2. 黒板の表に使用予定分の磁石をつけ、行き場所、時間を告げてクールダウ ンをする。
  3. 1日合計30分以内の範囲を認め、終学活時にできた日には緑シールを貼るようにした。

 時間の長さを感覚的に把握する力が弱いケースでは、5分間を磁石1個と して貼ることで時間を視覚的に把握できるようにした。磁石の数を意識しながら、クールダウンの時間を自分の気持ちとすりあわせた調節ができた。
 毎日緑シールになるように意識して取り組め、少しずつ気持ちも安定した。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 感情の温度計 感情の温度計の画像
 ねらい 「よろこび」「いかり」などの感情の中に段階があることに気づき、ストレスの対処法を身につける
 内容・活用 温度計に感情名と表情を貼り付け、温度に合わせた自分の状態を振り返りながら話す。 
 自分の感情の段階や、感情が変化するきっかけを支援者と話す中で振り返ることができる。
 喜びの温度計から始める。
 話がたくさん聞け、子どもの内にあるものを引き出すことができ、ストレス対処法になる。


病弱教育部指導事例

 自立活動のコミュニケーション活動の時間に教師と対面で行った。
 言語表現が苦手な児童との対話を促進でき、指導後、気持ちの落ち着きが見られた。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 感情認識トレーニングに使用する「行動パレット表」 行動パレット表の画像
※事例では、生徒の実態に合わせ、セリフや行動を連想しやすいキャラクターを各「色」に当てはめています。
 ねらい 行動に焦点を当てて、振り返る力をつける。
 内容・活用 「行動パレット」は、日ごろ自分がとっている様々な行動を「赤:攻撃的(徹底した攻撃的行動)」「黄:やや攻撃的(受動的で攻撃的行動)」「灰(今回は青「色」で代用):おどおどと不安げな行動(おとなしい)」「緑:自分の意見をしっかり持った行動(はきはきしてさわやか)」の4色に色分けすることで、視覚的に整理するものです。さらにそれぞれの「色」の行動が周りに与える印象を知ることができる。このように子ども自身ではなく行動にラベル付けをするので、人格をを否定することなく行動に焦点を当てて振り返ることができる。

病弱教育部指導事例
 個別指導により、自分の4色行動を減らすためにはどうしたらいいのか、そのような行動をとってしまった時の状況やそのときの自分の行動を振り返り、自分自身が4色の行動をとってしまう状況や気持ちを知ることで事前に危険な状況を避けたり、自己コントロールによって高ぶった感情を落ち着かせることができるようになる。人間関係によるストレスを軽減することができる。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ7(社会的自立に向けた取り組み)
 教材・教具名 そこすりの範囲指定用型紙 そこすり作業用治具の画像01 そこすり作業用治具の画像02

そこすり作業用治具の画像03
 ねらい そこすり作業の範囲を得る
 内容・活用 そこすり作業の範囲を決定する治具
 作業の途中に型紙を当てて範囲の目安を確かめながら作業を進める。

 通学高等部指導事例

 そこすり作業は、おおよその目測で研磨の範囲を決定している。しかし生徒によっては範囲の見当ができず研磨のしすぎや研磨不足を繰り返す生徒がいる。研磨の程度や範囲を決定するための支援ツールとして活用する。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ7(社会的自立に向けた取り組み)
 教材・教具名 障害者の職場適応促進のためのトータルパッケージ
「ワークサンプル幕張版MWS」
 障害者職業総合センター開発
ワークサンプル幕張版MWSの画像
 ねらい
  1. 処理する情報量の増加への処理能力の向上
  2. 情報処理の複雑さ、認知的負荷の増加する課題への処理能力向上
  3. 作業工程数の増加する課題への処理能力向上
 内容・活用 1 処理する情報量を設定する課題
 (1) 数値チェック、
 (2) 数値入力、文書入力、ファイル整理
2 情報処理の複雑さ、認知的負荷の課題
 (1) 物品請求書作成、作業日報集計、
 (2) ピッキング、ラベル作成、重さ計測、
 (3) 検索修正
3 作業工程数の課題
 (1) コピー&ペースト、
 (2) ナプキン折り、プラグタップ


 通学高等部指導事例

 就業に向けての作業能力を高める教材として「職業」の時間を活用して取り組んでいる。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ7(社会的自立に向けた取り組み)
 教材・教具名 ボール盤の穴あけの深さ指定用磁石つきシール ボール版の穴の深さの目安のマグネットシート
 ねらい 穴あけ工程の深さを確定する
 内容・活用 右の写真は「動物型ペン立て」の穴あけ工程の写真である。厚み20ミリの動物の背中部分に直径10ミリ深さ20ミリの穴をあける。背中の穴あけの位置を罫書き、その罫書いた位置にボール盤で穴をあける。磁石つきシールは深さを確定するための治具として活用している。


通学高等部指導事例
 ペンをたてるための穴の深さは20ミリと決められており2センチの深さの決定はボール盤の数値を生徒が読むことで作業をすすめる。しかし右手でレバーを操作しながらドリル刃の穴あけの様子と数値を読むことは複数の協応操作が必要なため目盛り線の読み違えから穴あけを失敗をする生徒がいる。また上肢麻痺により目盛りを読みながらレバーをひく協応操作の困難な生徒もいる。
 磁石付きシールを活用しレバーを手前にひく操作を止めるタイミングが正確にわかるようになった。この治具により穴あけ作業による失敗が少なくなった。
 深さのムラがなくなることと時間の短縮で作業能率を増し、生産目標を決めやすくなる。
 個人の誤差がおこりにくく同じ規格を必要とされる製品作りで作業能率がすすんだ。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 小鉢の型紙、高台部分の型紙  小×の広大を作成している画像

高台の型紙01
 高台の型紙02高台の型紙03
 ねらい 高台削りの削る範囲の目安を得る
 内容・活用  高台削りはグラム数を目安として行っているが、形を意識せず一部だけ削りすぎる生徒や高台部分も削りすぎる生徒がいる。
 製品の形を意識して削る範囲の決定のために活用する。


 通学高等部指導事例

 写真(上):製品の外側を削る際、一番盛り上がっている部分を削りすぎる傾向にあるため、型を合わせ削りすぎがないかを確認するために用いる。
 写真(下):高台部分を削る際、目安がなく削りすぎて細くなる場合があるため、型を合わせ太さが保たれているかを確認するために用いる。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 木工写真を立てるみぞ切りのゲージ 木工用溝切りゲージ
 ねらい 切り込み位置を確定し、けがき線をいれる
 内容・活用  みぞ切り位置を確定し、けがき線をいれる治具として活用。
 右写真の治具でみぞ切りけがきをし、のこぎりで加工したみぞは写真を立てることに使う。


 通学高等部指導事例

 みぞ切りの深さは1.5センチと決められており1.5センチの深さの罫書き線を計測して書き込むことや寸法通り切断することが難しく困難となる生徒もいる。
 このゲージにより切断しながら切断の深さや角度を知ることは知的障害のある生徒にとって理解しやすくなり、切断の失敗が少なくなった。深さのムラがなくなることでみぞ切り加工が容易になり、仕上がり寸法が統一される。
作業能率が増し、生産目標を決めやすくなった。
 個人の誤差がおこりにくく同じ規格を必要とされる製品作りで作業能率がすすんだ。
京都府立城陽支援学校より提供


ステージ3(初期段階の言語)
 教材・教具名 コミュニケーションシンボル
「PICシンボル」
picシンボルの画像
 ねらい 表出言語を増やす
 内容・活用 カードを順番差し示し、文を作り、思いを詳しく表現する。
京都府立丹波支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 チャットカード
 ねらい
  • カードの質問内容に沿って、自分の意見を言う
  • 人の話に注目する
  • 他者の話を聞き、様々な考え方を知る
 内容・活用  あくまで簡単な質問を基本に、少し個々に考えてもらいたい内容の質問を取り入れる。(自分自身の捉えから、社会的な問題への対処方法まで)

*小集団の設定

*正解は求めない

*パスは回数を決めてOKにする

[取り組み方]
@順番に、1枚ずつカードをめくる。
Aカードに書かれた質問について、話す。
京都府立丹波支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 ひも結び  ひも結びの画像
 ねらい 一回結びができるようにする。
 内容・活用 手順表を見ながら結ぶ。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 まる結び 丸結びの画像
 ねらい まる結びができるようにする。
 内容・活用 赤と白に色分けすることで、分かりやすくしている。

手順表を見ながら結ぶ。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 ちょう結び ちょう結びの画像1
ちょう結びの画像2
ちょう結びの画像3
 ねらい ちょう結びができるようにする。
 内容・活用

赤と白に色分けすることで、分かりやすくしている。

2回目の結び方を「ウサギの耳を作る」ようにすることで、1回目と同じ結び方にしている。

次のステップでは、白と白の紐で結ぶ。

最後のステップでは、黒とじ紐で結ぶ。
京都府立中丹支援学校より提供


その他
 教材・教具名 回し縄跳び 回し縄跳び
 ねらい 手首を使ってぐるぐる回すことができる。
 内容・活用 縄跳びを2つに切り、縄を結んで短くすることでおもりになり、ぐるぐる回して遊ぶことができる。
京都府立中丹支援学校より提供


その他
 教材・教具名 エアー縄跳び エア縄跳びの画像
 ねらい 短縄を回すことができる。
 内容・活用 縄跳びを2つに切り、スパイラルチューブのおもりを巻き付けることで、ひっかかることなく連続で回して跳ぶことができる。
京都府立中丹支援学校より提供


その他
 教材・教具名 ヌンチャク縄跳び ヌンチャク縄跳びの画像
 ねらい 短縄が跳べるようにする。
 内容・活用 持ち手を長くすることで回し易くなっている
京都府立中丹支援学校より提供


その他
 教材・教具名 スパイラル縄跳び スパイラル縄跳びの画像
 ねらい 短縄が跳べるようにする。
 内容・活用 短縄にスパイラルチューブを巻き付けることで、おもりとなって回し易くなっている。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 連結箸 連結箸を使っている様子
連結箸1

エジソンのお箸


連結箸5ミリ
連結箸(幅5mm)

連結箸2.5ミリ
連結箸(幅2.5mm)
 ねらい 普通箸が上手に持てるようにする。
 内容・活用 自立課題でビーズを挟んでドラえもんに食べさせる。

お箸の連結部分をどんどん細くしていって、不安定にすることで難易度が上がるようになっている。

スモールステップで成功体験を積み重ね、自信と意欲を持つことができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 歯磨き練習器 歯磨き練習機

歯磨き練習機使い方
 ねらい 直接歯のモデルを見ながら磨く練習ができる。
 内容・活用 歯ブラシの持ち方、歯の磨き方、歯磨きの順番などが、丁寧に指導できる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 歯磨き手順表 歯磨き手順表
 ねらい 手順表をめくり、タイマーが鳴るまで歯を磨くという一連の動作を示したツール
 内容・活用 自分で数えるだけではどんどん速くなってしまって十分に磨けない児童生徒も、タイマーを使って10秒間磨き続けることができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 検診エプロン 検診エプロン
 ねらい 内科・耳鼻科・歯科検診の際に、手が動くのを防ぐ。
 内容・活用 器具で触れられる時、反射的に手が出て、器具を払い除けようとしてしまう児童生徒も、手袋の中に手を入れることで、スムーズに受診することができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 視力検査メガネ 視力検査めがね
 ねらい 視力検査の際に、片目を隠す。
 内容・活用 「右」「左」と言葉で言えない児童生徒には、左手で遮眼子を持ち、右手でランドルト環の模型を回転させて答えるようにしているが、左右で別々の動作をすることが難しい場合、このメガネをかけると、遮眼子を持つ必要がなく、ランドルト環を動かすことだけに集中することができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 ドーナツ版ランドルト環 ドーナツ版ランドルト環
 ねらい 視力検査の学習の導入時、欠けた部分に注目を促す。
 内容・活用 記号的な黒いランドルト環では、マッチングさせることの意味が分かりにくい場合、「ネズミがドーナツをかじったよ。かじったのはどこ?」とストーリーを付けることで、イメージが持ちやすくなる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ1(原因と結果”関係性への気づき”)
 教材・教具名 1〜10のタイル並べ 10個のタイル並べ
 ねらい 1〜10までの概念を理解する。
 内容・活用 数の概念理解が難しい自閉症の児童生徒に、1〜10までの数の概念を体系的に教える。厚みのある黒い下線に合わせて、四角いラキューを1個ずつ並べていくことで、数が整然と増えていく様子を体感しながら学ぶことができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 トイレットペーパーの滑り止め トイレットペーパーの滑り止め1 トイレットペーパーの滑り止め2
 ねらい フタの裏に滑り止めマットを付けることで、一度にたくさん取り過ぎず適度な長さで切る。
 内容・活用 両手を協応させ、弱手に適度な力を入れてトイレットペーパーを適度な長さに切り取る、この一連の動作が難しい場合、滑り止めマットをつけることで、適度な長さに切り取ることを体感することができる。取り過ぎの防止にもなる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 横転の開始位置のマーキング マットの開始位置マーキング
 ねらい 気を付けの姿勢から横転を開始する。
 内容・活用 頭と足をマークに合わせることで、まっすぐ気を付けの姿勢で横転を開始することができる。
京都府立中丹支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 スケジュールシートおよび手順表 スケジュール表 手順表
 ねらい 登校してからの活動を視覚化し1人でできるようにする。
 内容・活用 自閉症等のある児童生徒が登校後に行う活動を視覚化した。
画像左は大きなスケジュールを示し、着替えの手順については右に示した。
京都府立八幡支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 自立課題カタログ 例示割り箸袋詰め
例 R1割り箸袋詰め
 ねらい 自立と社会参加に向けた様々な取組をする。
 内容・活用 自閉症等のある児童生徒に対して、自立課題や個別課題に取り組んでいるが、様々な課題をカタログ形式にして、校内で共有している。

児童生徒課題に合わせて「赤」「黄」「青」のシリーズがある。

※それぞれは下記よりダウンロード可能
 自立課題カタログ(赤)
 自立課題カタログ(黄)
 自立課題カタログ(青)
京都府立八幡支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 ぴかぴかはみがき がんばるぞ!
〜歯磨きの手順表〜
歯磨きがんばり表 歯磨きがんばり表2
 ねらい 磨き残しなく歯を磨く。
 内容・活用 歯磨きの手順ツール。(画像・左)実際の位置を確認できるよう、授業では教師が向かい合って歯ブラシを持ち、矢印の位置が示す場所を確認しながら進める。手順に沿って歯磨きができるようになるまで食後の歯磨きの際に、側で指示し、見守るようにする。歯みがき後に歯ブラシを洗わない場合も多い!「口をゆすぐ」「歯ブラシを洗う」も視覚提示する。(画像・右)
京都府立舞鶴支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 ワクワクどきどきおつかい〜金額確認シート〜 金額確認シート
 ねらい 買い物の場面で、一人で代金を支払うことができる。
 内容・活用 実際の買い物場面で活用する金額(3桁以上)を想定した買い物ツール。二桁計算、一桁計算など段階が様々な児童に対しても、三桁の値段の品物を購入するため、視覚的にわかりやすく示している。
京都府立舞鶴支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 パクパク食べるぞ!ぐるぐる食べ表
〜バランスよく食事ができるツール〜
ぐるぐる食べ表
 ねらい バランスよく食べることで栄養の偏りを防ぐ。
和食のマナーも身に着けることができる。
 内容・活用 給食場面では、食べるものが偏っていたり、新しい食べ物に不安を感じたりすることが多い。特に味覚が発達する時期には大切な指導である。食べられるものを増やし楽しく食事ができるようにするためのツール
京都府立舞鶴支援学校より提供


ステージ5(より高度・複雑な概念を使ったコミュニケーション)
 教材・教具名 にこにこ、シクシク、どんなきもち? 表情確認シート
 ねらい イラストによる表情理解を進める。
 内容・活用 表情カードのみでの表情理解が難しい児童生徒に、場面イラストとマッチングさせることで表情理解を図っている。パターンで覚えることを避けるため、様々な身近な場面をイラストにして学習する。
京都府立舞鶴支援学校より提供


ステージ6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 学校周辺の触察用地図 触察用地図
 ねらい 学校周辺の地理を理解する。 
・空間的に理解し、実際に歩く。
・実際に歩いた所を地図で確認する。
 内容・活用
  • 学校の周囲の様子を触察用の地図で理解し、理解を元に実際に歩いて確認する。 
  • 自立歩行の支援教材として活用
京都府立盲学校


ステージ4(文字や絵カード等の意味理解)
 教材・教具名 漢字人間・動作編 漢字人間
 ねらい
  • 集団で楽しく漢字の学習をする
  • 漢字の動作を自分の頭の中で思い描いたり、友だちに表現して伝えることで考える力をつける
  • 楽しく漢字を学ぶことで漢字に対する興味関心を広げる。
 内容・活用

@漢字カードをランダムで選ぶ。

A読み方を予想する

B漢字人間にカードをセットして答えを確認する。
 ・漢字人間にカードをセットし「スイッチオン!」
 ・漢字人間が動作する。

C動作を見て漢字の読みを答える。

D漢字の動作を自分でする 「これからこの漢字の動作を発表します」

E漢字の読み方を書く(選択した漢字)

※今後の展開

「きみも漢字人間!」

子ども1名が漢字人間となる。あとの子どもは解答者

@漢字人間役の子どもが他の子どもにわからないように漢字を選ぶ。(ホワイトボードの裏でカードを選ぶなど)

Aみんなの前で動作をして見せる。

B解答者の子どもが机上に置かれたカードの中から、漢字人間がした動作を表す漢字を選び、ホワイトボードに貼る。

C漢字人が指し棒を持ち、正解・不正解を言う

 <漢字人間は一切しゃべらない。そうすることで、どの子どもも答えを漢字人間に求め、その反応を期待して待つようになる。また、必要以上に急かされず、「間」ができて自分でゆっくり考えて答えを導き出すことができる。授業の進行は漢字人間以外の指導者が行う。漢字人間をする生徒、解答者の生徒などそれぞれに役割があり、指導者も子どもも全体で授業を作りあげることができる。(役割を増やしてもよい。例えば漢字人間が動作する漢字カードを決める役(出題者)など)>
京都府立与謝の海支援学校より提供


ステージ3(初期段階の言語)、6(自立や社会参加につながる経験)
 教材・教具名 買い物すごろく 買い物すごろく
 ねらい
  • 友だちとの適切な関わり方を知る
  • 「チャンスカード」で友だちを誘い、「クイズ」で社会的なかかわり方に触れ、伝える経験をする。
 内容・活用 オリジナルの双六盤を作成。1/2周にクイズのコマ、チャンスカードのコマを作り、クイズやチャンスカードに答えるとポイントがゲットできる。クイズは「朝、友だちに会ったら言う言葉は?」などで指導者が子どもに質問し、答えると1ポイントゲットする。チャンスカードは「〜くん、握手をしよう」などで、子どもが友だちに呼びかけ、相手がそれに応じると二人ともポイントがゲットできる。

  @スタートしたらサイコロを振り車で進む。

Aポイント交換のコマでゲットしたポイントをお金に交換する。

B後半のコマでは、交換したお金を使ってお店で買い物をする。
※子どものモチベーションが高い品物を小さな絵カードにして「ビデオのお店」「○○ブロックのお店」「レストラン」などとし、1つ100円の買い物をする。

C買い物をしながらコマを進み、ゴールインする。

<ルールの理解のために、ルール説明をした簡単なVTRを作り、理解できるまで毎回見て始めた。ヒントカード・チャンスカードは絵を視覚的にわかりやすくした。ゆっくり進めるように、サイコロは13までの数字を使った。(井上雅彦氏の「就労ボードゲーム」、ウェブサイト「ぽっしゅん」bo-yaのページ 「買い物すごろく」を参考にしている)>
京都府立与謝の海支援学校より提供


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