本校は、豊かな自然に恵まれた、歴史と伝統のある学校です。
昭和22年戦後の教育改革の中で上狛町・高麗村・棚倉村の組合立上狛中学校として創立され、昭和27年に組合立山城中学校、昭和31年の町村合併に
より山城町立山城中学校と校名を変更し、さらに平成1 9年3月1 2日に山城町、木津町、加茂町が合併し木津川市が誕生したことにより木津川市立山城中学校になり、今年で68年目を迎えます。
校区には、邪馬台国の女王卑弥呼の鏡とも呼ばれる「三角縁神獣鏡」が出土 して全国的に注目を集めた椿井大塚山古墳や 「今昔物語集」に出てくる「蟹の
恩返し」 の縁起で有名な国宝銅造釈迦如来坐像のある蟹満寺などたくさんの史 跡があります。
また、日本の中長距離界で活躍した高岡寿成選手の出身校でもあります。
本年度は,京都府教育振興プラン等に則り、学校教育目標 「深く考え、明る く強く心豊かな生徒の育成」の達成に向けて、教師力を向上させ、 家庭・地域
社会との連携・協力をとおして、質の高い学力や豊かな心の育成を図っていく ことを重点目標として取組を進めています。
質の高い学力の育成に向けては、 「学びのための5つの約束」の徹底や家庭 と連携した学習習慣の確立等により基礎的・基本的な知識技能の習得を図ると
ともに、 個に応じた指導の工夫改善や小中連携した授業研究等により活用する 力の育成に取り組んでいます。
また、豊かな心の育成に向けては、平成 14、15年度 「京のエコスクール」 の研究指定以来取り組んでいる環境教育や地域の老人の方に鉢植えの花や年賀
状を贈る「ボランティア活動」を継続するとともに、 道徳の授業研究に取り組 んでいきます。
なお,これらの取組はついては学校公開やホームペ一シをとおして、 積極的 な情報発信を行い、開かれた信頼される学校づくりに努めていきたいと思いま
すので、よろしくお願いいたします。