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特別支援教育体制推進事業
    

平成19年度の事業内容等


各校での支援体制の整備
 
  府内すべての公立の幼稚園、高等学校において、小・中学校と同様に、校(園)内委員会の設置、特別支援教育コーディネーターの指名等を行います。
 
 特別支援教育コーディネーターは校(園)内委員会での推進役、専門家チーム、関係機関や保護者との連絡調整等を行い、子どもの実態把握、必要な教育的支援の実施、学校種間の連携等を進めます。


特別支援教育コーディネーター研修
 
 特別支援教育コーディネーターがその専門性を高め、求められている相談調整機能を発揮できるよう、養成研修や、学校を会場にした実践的な研修を行います。

研修の詳細
総合教育センターのホームページへのリンク)
http://www1.kyoto-be.ne.jp/ed-center/

地域指定等による実践研究
 
 以下の事業については、特に推進地域を指定して支援体制の整備について実践研究を進めます。

 ・学生支援員の活用 (山城教育局管内)
 推進地域内の指定校において、教員志望の学生等を「学生支援員」として学校へ派遣し、発達障害を含む障害のある児童等の支援に当たらせます。   
 ・発達障害早期総合支援モデル事業
  (福知山市)

 ・高等学校における発達障害支援モデル事業
  (府立朱雀高等学校)

 ・職業自立を推進するための実践研究事業
  (中丹地域、京都市域)



通級指導教室による指導・支援

 国の制度が改正され、18年度から通級による指導を受けられる障害種別が言語障害、難聴、弱視等に加えて、LD、ADHD等も対象とすることに拡大されました。

 京都府では、従来から小学校に設置している通級指導教室(ことばの教室等)において、LD、ADHD等の児童に対する指導や教育相談を行っています。

 また、中学校に通級指導教室を新たに設置し、生徒に対する支援の充実を図るため、生徒の実態把握、指導方法の工夫、教育相談等をはじめとする実践的な研究を1年間行ってきました。

 平成19年度からは、小学校における通級指導教室と同様、通級による指導・支援を希望する生徒に対し、自校通級・他校通級等により幅広く指導・支援を実施します。

通級指導教室を設置している中学校

向日市立勝山中学校
長岡京市立長岡第三中学校
宇治市立槇島中学校
城陽市立南城陽中学校
木津川市立泉川中学校
亀岡市立東輝中学校
南丹市立園部中学校
綾部市立綾部中学校
福知山市立南陵中学校
宮津市立宮津中学校
京丹後市立大宮中学校

 11校11教室

通級指導教室を設置している小学校

 41校71教室
 在籍されている学校または市町村教育委員会にお尋ねください。
個別の指導計画の作成 

 公立の各幼稚園、学校においては、一人一人の障害の状態等に応じたきめ細かな指導が行えるよう、教育課程や指導計画及び「個別の教育支援計画」等を踏まえて、より具体的に教育的ニーズに対応した「個別の指導計画」を作成します。

 なお、府立特別支援学校は地域の幼稚園や学校等が「個別の指導計画」を作成することを積極的に支援します。

特別支援教育充実事業の活用 
 
 学校における体制整備の充実を図るために実施している「特別支援教育充実事業」(府独自事業)による非常勤講師の配置を活用し、効果的な校内支援体制の在り方を検証します。

理解・啓発

 府内すべての公立幼稚園、学校等は、各地域内において特別支援教育に対する理解・啓発に努めます。