12.なにか気になってしかたがないんだ

子どもの様子 考えられる要因 支援の手立て
 特定の遊びを長時間する。 ・自己コントロールが弱い。
・特定のものに強い関心がある。
・こだわることは認めるが、時間を決め、その中でおこなっていいかどうか区別できるようにする。
・事前にこだわる内容のルールを約束しておく。
・やりとりの中で、こだわりを切り替えるやりかたを伝える。
 時間の変更ができない。 ・自己コントロールが弱い。
・変更が受け入れられない。
・やむを得ない変更は、わかりやすい方法で伝える。
(ことばだけでなく、カードに書くなど視覚的に提示し説明する。)
・活動に見通しが持てるようにする。
 空想の世界で一人遊びする。 ・周囲の状況と関係なく、自分の好きなことや興味のあるものをイメージしてしまう。 ・興味を受けとめながら、やりとりをする。
・注意喚起し、「今は何をするときか」を促し、少しずつ現実に引きもどす。
 すぐ上靴をぬぎ裸足になる。
 偏食がある。
・感覚過敏がある。 ・感覚過敏があることを理解し、認める。
・感覚過敏がない子と同じ基準で見ず、柔軟に対応する。

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