EOF; readfile("../../menu.html"); print<<小学部の教育について

1.はじめに


 小学部は、小・中・高12年間の学校生活の前半部分にあたる時期です。入学時にはまだ幼さが残っていた子どもたちが卒業時には、すっかりお兄さんお姉さんらしくなって次の学部に向かっていきます。言い換えれば、小学部の6年間というのはいろいろな成長や変化を見せる時期です。そういう時期の小学部では、幼児期に家庭や就学前施設で大切にされてきたことをしっかり受け継ぎながら、将来の豊かな生活につながる基礎的な力をつけ、その力を次の生活の場に活かしていける教育を行いたいと考えます。

2.小学部の教育目標


(1)健康でいきいきと生きていくため、様々な活動や生活のベースとなる 体力や健康の維持を図る。

(2)現在、そして将来にわたり、過ごしやすい生活ができるように、様々な学習の中で力をつける。

(3)社会や人の中で、持っている力を発揮できるように、必要な集団や生活場面の中で人とつながっていける力を育てる。


3.集団編成


 教育を行う上で基本の1つになるのが集団編成です。小学部では、障害・発達・生活年齢を集団編成上の視点としています。その視点をもとに「似通った教育課題や障害実態、クラス集団としてのまとまり」などを考慮して集団編成を行っています。

 今年度については、児童数41名(うち訪問生1名を含む)で10クラス編成です。また、児童の障害・発達・生活年齢が似通っているクラスをまとめて『グループ』と呼んでおり、合同で学習する機会もあります。今年度は1・2組、3・4・5・6・7組、8・9・10組の3グループで構成をしています。

 

4.交流及び共同学習


 本校小学部では、本校児童が居住している地域の小学校、本校がある南丹市八木町内の4つの小学校と交流及び共同学習を行っています。共に活動し交流する中で、お互いを知り合い学び合う機会とし、このことを通して、地域の一員として生活するためのきっかけづくりにしていきたいと考えています。
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