第10回Area Studyを実施しました
11月18日(土)に第10回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。
今回の講師は京都産業大学外国語学部アジア言語学科韓国語専攻の杉山豊先生でした。
最初に「韓国語」で使われる文字「ハングル」の来歴とその成立過程についての説明がありました。口の形や舌の形をもとに文字を作るという発想は意外で、生徒はとても驚いていました。
後半は漢字音・漢字語から見た韓国語についてのお話をしていただきました。韓国では、今では漢字はあまり使われていないのに、漢字についての知識が韓国語の学習を助けることもあるという話に、漢字文化圏のつながりを感じた生徒も多くいました。
先生ご自身の体験も交えて講義をしていただき、隣の国の言葉なのに知らないことの多い韓国語について興味を持つことができました。杉山先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・韓国語では、語の意味から文字ができるのではなく、口の形や舌の形から文字ができているのにとても驚いた。
・ハングルを理解するには時間がかかりそうだが、作られた過程を知ることでわかりやすくなりそうだと思った。
・漢字が実際に使われていなくても、漢字の音読みと意味がリンクするのは、漢字圏の国ならではだと思った。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。