生活科における評価のポイント

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実践編


・・・・「動植物の飼育・栽培」についての具体的実践例・・・・

      『げんきにそだて』……うさぎの飼育(園部町立西本梅小学校1年生の実践)

授業の流れ 児童の活動と
指導・支援のポイント
<2年生からの働きかけ>
「ぴょんを1年生が育ててください。」 ・聞いて世話する。
・調べて世話する。
うさぎの『ぴょん』 班当番で「自主的な行動」 の芽生え
 子どもとともに作っていく学習であることを担任が押さえておく。
<教師の意図的な働きかけ>
  「ぴょんはいつからいるの?」
  「ひとりぼっちのぴょんにしてあげられる ことは?」
調べ学習への発展
えさづくり
・児童の思いや願いから出発した「体験的な学習活動」とする。
 児童のつぶやき、思いを大切に汲み取る
お友だち探し ・「問題解決的な学習」
・児童一人一人のつぶやき
・活動する楽しさの共感
町内の学校へ手紙を書こう   次の学習の手がかりを逃さずにキャッチし、次の展開に生かす。
返事をもとにお友だちの候補をきめる   担任の思いを家庭に知らせることで、保護者からの協力を得ることができる。
・「個を生かした表現活動」
<発展>
  お友だちのうさぎをもらいに行こう
・学習が進み、家族や友達と話し合う中で、自ら迎えに行きたい気持ちを高め、話し合う。
  人と出会い、つながり合う中で、新たな学習の動機付けが 生まれる。


<単元を通して特に学ばせたいこと>
一人一人に自分の考えをもたせたり、自己決定をさせたりすること。
試行錯誤することは大切であるということ。
学級や学校の状況を考慮しながら、自己決定の経験を積み上げていくこと。
<評価のポイント>
自発的な活動
意欲的な発言
話し合い活動の発表         
保護者等参観者に向けての発表
<評価の工夫>
次の活動につながる動機付けをする。
ワークシートを工夫する。
<記録の工夫>
調べたことを教室に掲示する。
発表したいことをカードに書く。
デジタルカメラで成長を記録する。
作文等を学級通信で紹介する。





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