南山城の歴史と文化
1 先史時代
2 古墳時代
3 飛鳥・奈良時代
4 平安時代
5 鎌倉時代
6 室町時代
7 江戸時代
8 南山城のなりわい
9 南山城の信仰世界
5 鎌倉時代−南山城の石造文化−
鎌倉時代になると、荘園村落では、村の有力な人を中心にして、山野の開発、用水の利用などに、農民が協力してあたるようになります。こうした村落の発展は、近隣村落との争いを引き起こすことにもなり、かえって村のまとまりを強くしました。人々は、石塔や石仏を建て、生活の安全を祈願しました。 最近では、発掘調査によって、いくつもの中世集落が見つかっており、当時の人々の生活の様子が具体的に明らかになってきています。
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