本文へスキップ
南山城の歴史と文化

 
6 室町時代−山城国一揆と民衆の成長−
笠置寺を焼失させた南北朝の内乱は、南山城を戦場としました。そのなかから、木津氏や狛氏、田辺氏のような国人とよばれる村に住む武士が登場し、勢力を伸ばしていきました。
 15世紀後半の応仁・文明の乱は、ふたたび南山城を戦場としましたが、国人を中心に結束した人々は、軍勢を追い出し地域の自治を行いました。いわゆる山城国一揆です。
 村々では、まつりや念仏踊りなどの芸能が盛んになり、こうした芸能は現在まで受け継がれています。