校 長 挨 拶

京都府立東舞鶴高等学校

校 長 田 中 重 春

 

新たな一年を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。京都府立東舞鶴高等学校浮島分校のホームページに、ようこそお越しくださいました。
 

さて、浮島分校は潮の香りが漂う舞鶴湾の近くに位置し、京都府内では唯一、単独の学舎をもつ夜間定時制の高等学校です。そして今年度より高等学校としての存在意義、期待される社会的役割そして目指すべき高等学校像を定義したスクール・ミッション「一人ひとりに応じた教育活動を行う普通科を設置する夜間定時制課程の高校として、学習意欲の向上や基礎学力の充実を図り、社会性を身に付けながら能力を最大限に伸ばして進路を保障し、社会に貢献できる自立した人材を育成する」をベースに、特色・魅力ある教育の実現に向けた方針としてスクール・ポリシーを策定し、教育活動を進めています。

そのスクール・ポリシーのうち、育成を目指す資質能力に関する方針として、「@生徒が、社会の一員として自立し働くための基礎的な知識・技能や素養を身に付けられるようにする」「A生徒が、自己理解を深め、自ら考え行動したり挑戦したりする姿勢を身に付けられるようにする」「B生徒が、多様な個性や思いを持つ人と協力する態度やコミュニケーション力を身に付けられるようにする」の3つを掲げています。
   
本校に通う生徒のほとんどは、 昼は仕事やアルバイトをしながら、夜に学ぶという忙し
い生活を送り、 教職員とともに授業や部活動、 学校行事に取り組んでいます。 そして、浮島分校ではスクール・ポリシーを受けて、「〜Assist your mind 君のやる気、応援します!」 というキャッチフレーズのもと、各自が持てる力を最大限に発揮し、さらにその力を伸ばせるようサポートしています。また、それぞれに異なった個性にあふれ、さまざまな思いや目標を持って本校に通う生徒たちが、教職員のサポートを受けながら、社会の一員として自立していく上で必要な知識や能力を身に付け、困難な状況を乗り越えていくための人間力を培おうと前向きに頑張っています。
   

今年度2学期には、両丹高等学校定時制通信制総合体育大会において、全生徒がいずれかの競技にエントリーしました。生徒たちは全員の力を結集し、バドミントンで1位から3位までを独占、ソフトバレーボールと卓球で3位となり、全種目で大活躍をしてくれました。そして、惜しくも敗退したチームや選手に対しても皆が頑張って応援をし、チーム浮島として盛り上がりました。

さらには、中丹文化芸術プロジェクト第38回中丹文化芸術祭短歌・俳句・川柳公募’24では、ヤング短歌部門で3年生が特選と入選(1名2作品)、ヤング俳句部門で1年生が入選を果たしました。