|
地域の紹介
「豊栄(とよさか)」の地名について
大正14年12月、徳光村と八木村が合併し豊栄村となりました。当時、徳光村と八木村には大字が合わせて14あったので、十四(とよ)を「豊」と読ませ、「栄」をつけて永遠を願望する地名としたようです。
現在、豊栄小学校の校区には、成願寺・徳光・三宅・大山・岩木・是安・・吉永・矢畑の8地区があります。
成願寺
丹後町には、麻呂子親王の七仏薬師伝説を有する寺院が三カ寺あります。その寺は、願興寺(丹後町願興寺)、神宮寺(丹後町是安)、そして、成願寺(丹後町成願寺)です。願興寺と成願寺は、寺の名前がそのまま地名になっています。
成願寺の薬師如来は、両手で印を結んだ掌上に薬壺をのせるという特異な形式ですが、穏和な作風で平安時代後期の定朝様の美作であると言われています。この薬師如来は、丹後七仏薬師伝説を伝える貴重なものです。
依遅ヶ尾山
依遅ヶ尾山は、丹後町内では一番高い山で海抜540メートルあります。町内では、各地からこの山を見上げることができます。
依遅ヶ尾山は「依遅ヶ尾の大蛇と斎神社の神姫の恋」という説をはじめ、たくさんの伝説を秘めた山です。
かつては噴火をした活火山で、岩木の方に溶岩や火の雨が降ったとも言われていますが、今は休火山となっています。
城山
岩木に「城山」と呼ばれる高さ109メートルの山があります。下から見上げると、切り立った岩肌の上に木々が生い茂り、麓には不動明王が祀られています。
天正年間(1573~1592年)には、一色城の傘下あたる岩木城という周りが見渡せる山城があったと伝えられています。現在も地域の方が年1回草刈りをされ、山に登ることができます。
高山古墳群
高山古墳群は、徳光にある横穴式石室を内部主体とする9基のの円墳です。昭和61・62年に丹後国営農地開発事業に伴い発掘調査を実施し、その結果多くの副葬品が出土しました。
出土遺物については、金剛装双龍環頭大刀・直刀・刀子・鐙・鞍・轡・辻金具等の馬具類・金環・勾玉・切子玉等の装身具、須恵器・土師器の土器類があります。
これらは、いずれも豪華な権威の象徴であり、当地方を支配した豪族の墓です。
参考文献『丹後町の歴史と文化』丹後町古代の里資料館発行
|