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特別支援教育体制推進事業
   
通級指導教室担当者等研修会
一人一人のニーズに応じた適切な指導、必要な支援を
〜通級指導教室の役割〜

 今年度4月から改正後の学校教育法が施行されました。京都府の特別支援教育体制を整備する上で、通級指導教室の担当者の果たす役割について、また発達障害の子ども一人一人の特徴に応じた対応の在り方について学びました。

 特別支援教育を府内全ての幼稚園及び学校で進めるため、通級指導教室担当者に加え、各園内、校内での推進役となる特別支援教育コーディネーター等を参加対象としました。

ルールに関する実演自閉症への関わり方の実演自己コントロールに関する実演会場内参加者の様子
ADHD等の自己コントロールに関する実演      会場内の様子

○今回の研修の特徴
(1)親の会との連携
 京都LD親の会たんぽぽ代表の茶木敬子氏の協力をいただき、当事者に近い立場から の意見を聞くとともに、受講者がLD、ADHD等の心理的疑似体験を経験することに より、発達障害の子どもたちに対する指導を行う上での心理的配慮・留意点を学びました。

(2)ロールプレイングによる実演から学ぶ
 子ども役、先生役に扮し、関わり方の違いで、発達障害などの子どもの対応や行動が どう変わるのか。教室での場面や障害の特徴による違いなどを、特別支援教育に関する長期研修を終了した教員等がロールプレイングにより演じました。
 大阪医科大学LDセンター顧問の竹田契一氏の解説も加わることにより、各学校現場での指導への応用を図るものです。

(3)研修対象者
 特別支援教育の推進を広めるため、定員の範囲内で、特別支援教育に関する分野について研究・研修中の学生や保護者等も傍聴していただきました。

研修の感想文等へのリンク(アンケートより)

アンケート中の質問について
(アンケートより)

日 時 平成19年7月17日(火) 13:00〜16:00

会 場  京都府総合教育センター