精華西中だより
 

 


  

 

                   

                 精華町立精華西中学校  TEL 95-3700  FAX 95-3800

−第81号  平成13年3月14日発行−  HPアドレス http://www.kyoto-be.ne.jp/seikanisi-jhs/

 

 

  精華町立精華西中学校

祝 御卒業         第4回卒業証書授与式

 

 

 

 

 

 

 

 


今日、平成13(2001)年3月14日、精華町立精華西中学校『第4回卒業証書授与式』です。

 二十一世紀最初の記念すべき年に、巣立っていく第4期卒業生64名のみなさん、御卒業おめでとうございます。

 長いようで短かった9年間の義務教育もいよいよ今日で修了です。

 

 

 

 

 

 

 


 みなさんの多くは、3年前の4月8日、開校2年目の精華西中学校に入学、学習や学校行事、クラブ活動に励み、思いやり、心を感じお互いを理解し合い尊重し、協力し合った学校生活ができる生徒へと成長してきました。

「精華西中学校の新しい校風を」という思いと行動力を引き継ぎ、見事に実を結んでめでたく卒業となりました。精華西中学校の卒業生として、このことに自信と誇りをもって、64の進路に向かって旅立ち、そ

れぞれの進路先で一人ひとりがその個性と能力を十二分に発揮してください。

また、精華西中学校の卒業生として、後に続く後輩たちに、希望や自信を抱かせるようにしっかり頑張ってくれることを期待しています。

 みなさんが、この精華西中学校で過ごした3年間の間、日本社会の伝統的な習慣や仕組み・価値観などが大きく変化したり揺らいだ激動の時期でした。そして教育でも、これまで以上に『生きる力』の育成が強調されるとともに、新しい教育課程への移行期として「総合的な学習の時間」も試行されました。本校でも「C・T」と銘打って、東京での体験学習や体育大会での表現活動、興味関心別の学習と文化発表会などに取り組みました。

時代の変化に対応していくこと(流行)は、勿論、その時代時代を生きていく上で大切なことです。ただ、私たち人間には、時代が変化してもいつの世にも大切なもの(不易)があるはずです。この『不易と流行』の調和は、難しいことですが大変大切なことです。これからの人生で、時代の変化に対応しながらも、何が本当に大切なことなのかを常に考え、「より良く生きる」ことができるように日々しっかり頑張ってください。

最後に、みなさんは保護者の方の温かい愛情のもと、この精華西中学校という恵まれた教育環境の中で義務教育の最後の三年間を過ごしてきました。「温室育ち」などと揶揄されることがありますが、みなさんが歩んできた道は、決して間違ったものではありません。格好や刺激に流されることなく、物ごとの本質を大切にして頑張り続けてもらいたいと願っています。

これからも、64とおりの歴史をより良く生き、そして刻んでいってください。

          1・2年生のみなさんへ              

今日の卒業式は、3年生のみなさんにとってもちろん大切な人生の節目ですが、1・2年生のみなさんにとっても大きな節目です。

明日、15日(木曜日)からは、2年生のみなさんは、精華西中学校の最上級生となります。また1年生も、1か月もしないうちに先輩と呼ばれるようになります。

卒業していく先輩たちの築いたものをしっかりと受け継いでいくためにも、また先輩たちが安心して卒業していくためにも、今日の卒業式に、しっかりと自覚して臨みましょう