６月５日（水）大津市民会館で、芸遊座さんによる演劇「ベニスの商人」を鑑賞しました。普段、舞台を観ることは滅多にないと思うので、非常に貴重な機会ですね。

　イタリアのベニス（ヴェネツィア）を舞台に繰り広げられるシェイクスピアの喜劇。「借金を返せなかった時には、自らの肉一ポンドを差し出す」という契約を交わした主人公。借金返済が困難になり胸の肉を切り取られそうになった彼は、どのようにして窮地を脱するのか。その解決方法に「なるほど！」と思った皆さんも多かったではないでしょうか？

　舞台終了後、劇団の方々と本校生徒の交流会を行いました。洛東高校では、３年生が文化祭で演劇を行います。その取り組み中心になろうと考える生徒が、「どうやって役作りをしたらいいか」「発声練習をどうしたらいいのか」、「メイクの方法」等、たくさんの質問をしました。

　先ほど舞台を終えられたばかりの方々が、１つ１つの質問にとても丁寧に答えてくださいました。文化祭本番まであと３ヶ月。交流会で得たことを他の生徒にも伝えて、クラス中を巻き込んでいきましょう。ぜひいい舞台にしてくださいね。

　６月７日（木）の５・６限目に進路説明会を行いました。関西の大学・短大・専門学校および企業にきていただき、それぞれ自分達が志望する進路のブースに分かれました。進学の方では、入学前後に時運が勉強する専門的な知識を入れておくとか、就職の方では、様々な企業がある中で自分がこれから働く会社の事を知ることができたのではないのかなと思います。

　６月１１・１２日の２日間、３年生対象で志望理由書・面接対策講座が行われました。まずは志望理由書とは？という基本的な内容から丁寧に教えて頂きました。洛東高校生には、就職・専門学校・進学と様々な進路があります。そのすべてにおいて、自分の思いや考えを書類や口頭でわかりやすく、効果的に伝えることはとても役に立ちます。

　面倒臭がらず、恥ずかしがらず、しっかり取り組みましょう。２日間併せて５１名が参加しました。

　２年生総合選択制宇宙と自然の科学コースの生徒達が「宇宙と地球の科学」の授業で６月１９日午後、京都大学理学研究科附属花山天文台で実習を行いました。
　今年は、宇宙と地球の科学の授業は、科学技術振興機構サイエンスパートナーシップ・プロジェクト（SPP）の指定を受けて、花山天文台で太陽の物理観測を行う探究活動を展開します。この日は、久しぶりの梅雨空で残念ながら予定していました予備観測は出来ませんでしたが、生徒は、講師の黒河宏企京大名誉教授、竹内貴子研究員のご指導で観測に使用させていただく装置の説明をしていただきました。

　２年生総合選択制宇宙と自然の科学コース「宇宙と地球の科学」 ６月２６日（水曜日）５，６時間目に京都情報大学院大学の作花一志教授に「大隕石落下と大彗星到来」という講義をしていただきました。今年１２月上旬に観察できると考えられている大彗星「アイソン彗星」のお話をお聞きして、生徒達の中から観測したいという声が上がりました。