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京丹後市立大宮中学校

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冒頭校長挨拶バックナンバー NO.1

H20,9,4

2学期のスタートにあたり

 転入生を迎え、全校生400名での始業式となりました。ぶり返した夏の暑さの中、先ず2年生がいち早く入場して1年生を待ち、静かに待機する中で、下級生の姿勢を見ながら3年生が落ち着いて入場しました。「文武両道」をめざし、規律を大切にしている大宮中学校として2学期スタートの日に相応しい始業式となりました。

 学校、学年、学級の真価が問われる最も長い2学期、そのスタートとして先ず2週間後に迫った体育祭を3年生を中心にテーマ「我ため皆のため輝け400色」に沿って、400名がそれぞれに輝く体育祭に創り上げてくれると期待しています。また、様々な活動を通して、より良い結果につなげるため、友と支え合い共に努力し、全員で充実した2学期にしてほしいと思います。始業式では、北京オリンピック男子マラソンで優勝した日本で選手として育ったケニアのワンジル選手の言葉、日本に来て学んだことは何ですか?「辛抱することです」という言葉を紹介しました。中学生にとっても大人にとっても、何かを成していく時、必要とされることと思います。                         

H20,9,18

   生徒が400色に輝いたの体育祭を終えて

  「我がため皆のため輝け400色!」のスローガンのもとにスタートした体育祭、当日13日は大変判断に苦しむ天候でしたが、全員の熱意が天に届いたのか心配していた雨もなく、体育祭が進むにつれてコンディションは回復、期待通りの体育祭となりました。各種の団体競技も学年を越えてブロックごとに応援し、大いに盛り上がりました。笑顔一杯でした。午後スタートのブロック演技は四色、正に優劣付けがたく素晴らしい演技でした。7名の審査員からどの色も1位を得るという接戦でした。全員の統一感、テーマに沿った工夫、期待した通り当日が最高の演技でした。最後の全員リレーも各ブロック競い支え合いラストに相応しい競技となりました。400色を混ぜた黒に近い無彩色ではなく、400名それぞれが様々な400色として輝いた体育祭でした。この力を「実りの秋」に相応しく、ひとり一人にとって実りある学校生活、成長につなげていってほしいと思います。

  また、延べ500名を超える観戦の方々なしには盛り上げることのできない体育祭でもありました。そして、約100名の方にはアンケートにも協力していただきました。ご意見も含め今後に生かしていきたいと考えています。ご多用の中、ご声援、本当にありがとうございました。

H20,9,24

 “外”でも魅せて輝いていた大宮中学校 

 秋分の日、丹後文化会館で丹後吹奏楽フェスティバルが開催されました。丹後地域で活躍している中学生、高校生、社会人の演奏会とあって、会場は満員、立ち見の人も多数という状況でした。大宮中学校は6番目に出場し、「EXILE on Brass」、「ペルセウス ~大空を翔る英雄の戦い~」を演奏しました。ひとり一人の演奏も日頃の成果を感じさせるものでしたが、立っての演奏、動きのある演奏、曲の中での生徒によるハミング、手拍子は会場全体を素晴らしい雰囲気で包み、会場からも自然に手拍子が出ました。ひとつのステージを観客と共にどのように創り上げていくか、様々な可能性を感じさせるものでした。地域でも活躍する大宮中学校ブラスバンド部の伝統、観客と共に音楽を創り上げていくことを大切にするという点も感じました。今後も部として、個人として技量の向上に努力し、体育・芸術面どちらでも活躍する大宮中学校の一翼を担ってほしく思います。

  今、大宮中学校生徒は校内だけでなく、校外のスポーツ・文化の各種団体でも活躍しています。ウェートリフティング全国大会で優勝した生徒もいます。それぞれの活躍を期待すると共に、成果が学校並びに地域社会に広がり、また一人ひとりが個人として充実した日々を過ごし成長することを願っています。

H20,930

 あなたに夢、心は届きましたか ~夢大使 龍村仁 映画監督を迎えて~

  30日、京の子どもへ夢大使派遣事業として、全国、世界で活躍されている映画監督 龍村仁さんに来ていただき、講演を聴く機会を得ました。龍村監督は京都大学卒業後NHKに入られ、後に独立、映画「地球交響曲(ガイア シンフォニー)」を監督された方で、また道徳教育の副読本「京のこども 明日へのとびら」の執筆もされています。今回は道徳の時間で学んだ後に、直接、執筆者から話を聴くという素晴らしい機会となりました。

 人間に育てられ自然に戻ったアフリカ象と人間との通ずる心、ひとつの種から育ち5000個の実を付けたトマトと龍村さんとの対話、そして現実に起こったこと。普通の常識を越えた「生物としての響き合い」など、龍村さんの情熱と感動を強く感じる話となりました。生徒も様々な感性で龍村さんの感性と響き合ったものと思います。

 映画「地球交響曲」の中に「母なる星 地球(ガイア)はそれ自体がひとつの大きな生命体であり、我々人類はその大きな生命体の一部として、他のすべての生命体と共に、今、ここに生かされている」、「すべての存在は繋がり、響き合っている」という言葉がありましす。この言葉の中には大人も子どもも感じていかなければならない深い意味があるのではないかと思いました。

 また、明日から1,2年生は福祉保育体験、職場体験となります。様々な職場で活動し、多くの方々と接し、ここでも今までにない何かを感じてほしく思います。ご協力いただきました地域の事業所や施設の方々、ご多用の中、本当にありがとうございました。

H20,10,8

      ~ 地域社会に支えられて ~   福祉保育体験学習・職場体験学習

   朝晩はめっきり肌寒くなってきました。本校は10月1日から1年生が福祉保育体験を二日間、13カ所で、2年生は2日から職場体験を二日間、27カ所で実施しました。京の子ども夢・未来体験活動としてそれぞれ実施しているものですが、地域合わせて40カ所の事業所・施設の地域の子どもの成長を願ってのご協力がなければ、約260名の体験学習は不可能です。それぞれにおかれましては、多忙な中 未熟な効率的には仕事をすすめられない中学生を快くお引き受けいただき、本当にありがとうございました。この3日間で260名の生徒は決して学校では学ぶことの出来ない何かを得、「未来への小さな芽」を心に育ててくれたことと思います。
 本校区は平成22年度まで「学校支援地域本部事業」を受け、学校としてもスタートしつつあります。学校への多様なボランティア活動などを通して学校と地域の人々が相互に高まり学校教育を時代に合ったより良い方向に進めていこうというものです。今回の地域のご協力もこの学校支援事業の趣旨を支えるものと思います。
 本校は「文武両道」を伝統とし、規律を大切に学校教育を進めていますが、今に満足することなく、全国的に広がりを見せる教育への願い、要望など教育情勢もしっかりと見つめながら、地域社会の様々な期待に応えられる中学校を目指したいと考えています。

H20,10,14

心を豊かに、そして育む     ~鈴木先生の道徳「出前授業」実施~

 生徒一人ひとりの学力向上も大切なテーマですが、それを支える豊かな心、前向きな心を育てることは優劣付けがたい重要なテーマです。生徒の成長にとっては車の両輪といってよいでしょう。
“心”は学校生活のすべての場面で育てていくものですが、特に教育課程の中に位置づけられている「道徳の時間」に、どのように授業展開することが、相互に響き合える充実した内容となるかは、本校においても近年大切にしているテーマです。先日の龍村映画監督の講演もこのことを意識した取組ですが、今回は教師が「見て学ぶ」という視点から道徳授業の素晴らしい実践家である京都市立春日丘中学校の鈴木克治先生を迎え、本校3年生のあるクラスを使った「出前授業」を行いました。
 30名を超える教職員参観の中で生徒も緊張ぎみでしたが、鈴木先生の“子どもから聴く、教師も心を開く、そして共に学ぶ”姿勢が感じられる授業で、学びの多いものとなりました。生徒にとっても「一期一会」、よい時間、出会いになったのではと思います。授業最後の互いの“ありがとうございました”の言葉も清々しく良い響きを持ちました。
 生徒の学びに応えるためには、教師も又、学び高まる姿勢が求められます。この相互作用が学校教育を高めていくものと思います。先生の“教師であると共に育師であることも大切に”は心に残る言葉となりました。
今月末31日には京都市立堀川高等学校 荒瀬克己校長先生を迎えてPTA主催の子育て講演会を実施します。「子どもたちに教えてもらった」という演題でお話していただきます。子ども、親、教師が一人の人間として、それぞれ役割を果たしながら共に高まり合う、教育・子育てのあるべき姿ではないでしょうか。 

H20.10.20

全部含めて素晴らしい大宮中学校生  
              ~丹後ブロック駅伝も小さな行為、努力も~

 18日、紅葉すすむ秋晴れの中、丹後ブロック駅伝競走大会が峰山途中が丘グランド周辺地域で実施され、本校男子は10位、女子は優勝、連覇しました。夏休みから駅伝練習に参加した約30名は夏の暑さ、ケガなど体調の変化、クラブとの両立など様々な課題を克服し、自らの走力アップを目指し地道によく頑張ったと思います。駅伝は長距離走に“たすきをつなぐ”というチームワークを競技に入れた日本独特の陸上種目です。本校駅伝チームも30名チームワークを大切に、よく走り抜きました。女子チームはこの力を府大会(11月16日 丹波自然公園周辺)へもつなげてくれると思います。
 少し、本校生徒一人ひとりの清々しく、素晴らしい行為、努力を紹介します。“続ける”毎日、玄関のプランターに水をやってくれる女生徒がいましす。“応える”玄関で自然に挨拶できた中学生、「ほんとに清々しい自然な挨拶ですね」といううれしい一言を来校者からいただきました。“努める”ある地域の秋祭りで男子生徒の頑張りは感動しました、という声も何人かから聞きました。ニコニコカーで校区を巡回していたら、止まって中学生が挨拶してくれたと、笑いながら話されたり。本当に色々と良い話を伺っています。
 そして、駅伝大会の中でも互いの思いやり、心遣いに心熱くなるシーンもありました。おそらく聞こえてくる何倍もの清々しい行為、努力が学校に地域にあるのかと思うと嬉しくなります。
最後に先月講話していただいた龍村仁映画監督のお礼の手紙の一部を紹介します。
「生徒の素晴らしい感想文をお送りいただき、ありがとうございました。・・・今も子供たちの顔が目に浮かびます。眠っている子、笑っている子、目を輝かせている子、全部含めて素晴らしい子供たちです。私もこの子供たちのためにまだまだできることがある気がして、大きな勇気を持ちました。」誰もが大切にしたい心です。

H20.10.27

文武両道を進む大宮中学校  ~秋季体育大会も好成績~

   秋の深まりを感じる25日、26日、京丹後市中学校秋季体育大会が開催されました。2年生を中心とする各部の新チームは先輩が築いたよき伝統を引き継ぎ、この間の努力の成果を発揮し、先週の丹後ブロック駅伝女子優勝に続き素晴らしい結果(団体戦、個人戦で優勝7、準優勝8など)を残してくれました。3年生からチームを引き継いだ2年生にとって夏休み以降、チームをまとめ下級生に対する指導性を発揮し、そして技量を高めていくことは容易なことではなかったと思いますが、試合結果等を見るとこの間の努力、頑張りが感じられ、大きな“ホップ”となったことを嬉しく思います。
   ただ、秋季大会は春季、夏季につなげなければならない大会です。好結果等にも驕ることなく、課題をしっかりと見つめ、また大会を通して感じた他校の素晴らしい点に学び、心技体を鍛え直し、向上心を持って春季につながるしっかりした“ステップ”にしてほしいと思います。
また、この間大宮中学校は各種の作文コンクール等に作品を応募しています。そして「こんな丹後が魅力的」コンクールでは上位入選2名、合計4名、その他「社会を明るくする運動」、「税についての作文」コンクールでも各1名が上位入選となっています。この他人権メッセージ「わたしのひとこと」、丹後短歌コンクール、マスコミへの中学生としての意見応募にも取り組み、自分の思いを書くこと、そして伝えること、「言語力」や「表現力」の育成に努めています。 
   今後も校訓である「文武両道」の充実を目指し、地域社会などからの様々な支援も頂きながら、学校全体で多面的な努力を進め、大きく“ジャンプ”していきたいと考えています。

H20.11.4

           引きつける示唆に富んだPTA講演会
~“挑戦するけど、無理はしない” 京都市立堀川高等学校 荒瀬克己校長を迎えて~

 
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演し、文科省中央教育審議会委員もされる京都市立堀川高等学校 荒瀬克己校長によるPTA講演会「子どもに教えられた」が31日、行われました。そもそもこの講演会は小林PTA会長の尽力によるもので、素晴らしい講演会となりました。
子ども達に明確な未来を感じさせられない、成熟し混迷したグローバルな社会の中で教育の目指すものは何か。“基礎基本”の徹底、“活用力・探求力”の育成、それを支える生活・学習“意欲”の大切さ。そして、ぼんやりとした不安感と示しにくい未来であっても、その中でたくましく生き抜かねばならない子どもたちに“生きる力”をどう育てるのか 。そのために今、私たち自身が大切にしなければならないことは何なのか、大いに考えさせられました。
学校が子どもたちを支えている時間がある、だからそれ以外の時間は家庭、地域が支え、その支え合いを子どもの健やかな成長につなげなければならないこと。そのためには子ども一人ひとりの成長・性格、学ぶ力の違いを鋭く見極め対応していく感性と姿勢が必要なこと。また、子どもたち自身の中にある伸びる力、考えて工夫していこうとする力を“ポジティブに楽観的に”信じて、手回し良く大人がしないことなど多くの示唆がありました。
 教師として、しっかりと子どもを見つめること、子どもに教えるために子どもに教えられることを大切にする心の柔軟性、視点を持つことなど、多くのことを再認識しました。
「挑戦はするけど、無理はしない」先生の生活姿勢にも深く感じるものがありました。
 なお、11月2日には本校の敷地も使って、「おおみや生き活きフェスタ2008」が開かれ、本校ブラスバンド部もアトラクションに出演しました。あるチラシに「11月2日(日)は大宮中学校広場にみんなで遊びに行こー」とあります。この言葉にも学校のあり方、子どもを育てる上で学校、地域社会との支え合いとは何か、考えさせられるものがあります。   

H20.11.11

 「開くこと、伝えること」を大切に・・・ 週休日の学校公開

 教育活動の充実のため、学校公開の必要性が言われて久しいですが、本校もこの考え方に沿って様々な“公開”を進めています。ただ、2学期に週休日を利用した学校公開がなかったため、8日 土曜日に全クラス授業参観と各学年による「総合的な学習の時間」の活動交流発表会を行いました。そして授業は約80名、その後の交流発表会には50名程度の保護者の方々に参観していただきました。
また、本校は公開の充実を目指し、参観者の立場からの様々な工夫にも取り組んでいます。最近始めた各授業の「見どころ」案内もその一つです。このことを意識して授業を作ることは充実につながり、また参観者にとっては、ひとつ授業の教師・参観者の“距離”を縮め、最終的に生徒へのプラス面が多いと思っています。今後も生徒の意欲を引き出す授業づくりのために様々な努力を進めたいと考えます。
もうひとつ本校教育活動で大切にしなければならないことに思考力、表現力を育てることがあります。この間参観された方々からも規律あることは素晴らしいが、考えること、発言することに多少弱さを感じると指摘を受けています。今回の交流発表会も自分たちがやってきたことを上手にまとめ、他の人々に分かりやすく伝える力を育てるために行っているものです。保育福祉体験、職場体験、キャリア教育、各学年の発表は課題も見られましたが、何を伝えたいのかということを考えたよく頑張った発表でした。ただ、発表会は発表する側と聴く側で作り上げていくもの。この点では少し課題も見えました。
 今後も開かれた教育活動の中で質を高めること、そして考え・意見を持ち、分かりやすく伝える力を持った生徒を育てることに活動全般で前向きに努力し、課題は一つ一つ改善し、より良い学校を作り上げたいと考えます。そして地域社会への大宮中学校としてのメッセージ発信にも一層、力を入れなければと思っています。  

H20.11.25

 平成20年度教育活動 終盤の二つの重点

  初雪もあり、師走も間近となり、長い2学期ももう12月を残すのみとなりました。部活動の諸大会もほぼ終了し、この週末も卓球はしうど杯は男女個人優勝、久美浜湾駅伝も女子は優勝、男子も好走しました。今週には一人一人の教師としての指導力、「教師力」向上事業の中間総括的な校内研究会も行い、いよいよ20年度の終盤を見据えた教育活動に進んでいくことになります。今後、充実感ある4ヶ月間の教育活動を展開し、大宮中学校教育活動の評価につなげなければならないと思っています。
  今後の最重点課題は①厳しい進学状況を踏まえ、学力向上を軸に総合的な努力を強化すること、②生徒一人一人が気持ちよく登校できるという教育の大原則を踏まえ、課題改善に努めること、と考えています。
  今年度の「進学問題」は卒業生の増加、峰山高校の学科改編など、近年に比して厳しいものがあります。各生徒の努力も色々な場面でみられ、感じられるようになってきました。学校としましても教科、学年など組織として努力を積み重ね、適切な進路指導を行い、そして家庭の理解協力も得て、一人一人の進路を満足いくものにしたいと考えています。 もうひとつは各生徒が気持ちよく登校できるという課題です。先日取り組みました生活実態アンケートにおいて、「学校は楽しい?」という設問に対して約13%、「学校に行くのがいやだと思う?」については約14%の生徒がマイナス評価をしています。前年調査と比較して、多少の改善はみられますが、学校課題であることにかわりありません。そして、この状況は学校に来にくくなっている生徒の実態(約3~4%)に通ずるものがあります。様々な取組、活動を展開していますが、今後に向けて、今一度活動も見直し、課題点も整理しながら、学校全体で改善を進め、21年度につなげていきたいと考えています。
   北京オリンピック男子100mでボルト選手はラスト流して世界新記録でしたが、教育活動は最後まで力緩めることなく、そして物事をポジティブに考える心のゆとりは大切にし、充実した終盤にしたいと考えています。 

H20.12.15

生徒の素晴らしい感性と表現力  

 10月下旬、3年生選択国語で取り組まれた作品を京都新聞社にまとめて投稿しました。昨年も行った取組ですが、今年は多数の作品を投稿し、新聞への掲載を期待して待ちました。そして11月5日をスタートに現在まで5作品が京都新聞「声の欄“窓”-若いこだま」に掲載されています。
これからも続くことを期待していますが、5つの作品を改めて読むと、本当に中学生の持っている感性の素晴らしさ、表現力に感心しましす。作品を掲載順にみると、「本と出会い立ち直った」を書いたYさん、“・・「青空のむこう」を読んで、亡くなったおじいちゃんは、また何かになって、私たち家族の近くにいるのだろうと思えるようになった。私の心の中に生きているんだなあと考えられるようになった。・・・”。「政治への理解を深めよう」を書いたKaさん、“・・未来を背負う私たちに正々堂々とバトンタッチできるよう、今の社会をしっかり築いてほしい。・・・”。「努力こそが結果を生む」を書いたMoさん、“・・私は、何か努力することで、自分自身の考えや社会の見方などが変わってくるのではないかと思っている。”「ときには手紙を書こう」を書いたMaさん、“・・メールは便利で気楽に使えるが、手紙はその人の手書きの字で、誰が打っても同じ字のメールより温かみがあり、手紙をもらった人は何倍もうれしいだろうし、・・・”。「ペットで命の尊さ知る」を書いたKoさん、“・・ペット(小鳥ブチ)は、長年飼えばとても大切な友達になっていき、かけかえのない存在となる。その友達の死はとても悲しかったが、命の大切さを知る良い機会でもあった。・・・”
 また先日、「声に出して読もう! in京都 丹後大会で「こんな丹後が魅力的」作文表彰を受け、「魅力ある丹後のお米」を朗読した1年Uくん、“・・こんなに美味しいお米なのに知れわたっていないのはもったいない。もっと多くの人に知ってもらい、食べてほしいと思った。・・・”、そして「谷内の笹ばやし」を朗読した1年Mさん、“・・古くから伝わっている谷内の笹ばやしを大切に守ってほしいと思います。百年以上も続いてきたのに、もう止めてしまうのはもったいないと思ったからです。”二人ともはっきりした声の素晴らしい朗読だったと聞いています。
 7作品を読み、中学生の感性の素晴らしさ、ふるさと丹後を想う気持ちに感心、感動してしまいました。「今の若者は・・」とは大人がよく使う言葉ですが、さて 今の大人はどうなのでしょう、こんなことを感じる生徒作品でした。 

H20.12.22

 2学期、そして“変”の年 平成20年を締めくくる

  110日を超す2学期が終了しました。北京オリンピックがあった8月、そして始業式となり、9月13日天候が心配される中 スローガン「我がため皆のため輝け 400色」の体育祭。各ブロック演技も素晴らしく、僅差でした。終わった後の小雨、空も協力してくれた体育祭でした。その後の龍村映画監督の講演、1,2年の体験学習、1年の京の子ども伝統文化体験、命についての講話やアルコール・薬物学習、警察官による講話、進路講話など日頃学校でなかなか出来ない各種の体験・学習を通して、生徒一人ひとりはそれぞれの感性で多くのものを吸収してくれたことと思います。学習面では規律ある中で授業が展開できたことは一人ひとりの努力の結果と思いますが、受け身の授業を改善し、学ぶ意欲がもっと出れば、学習の成果はもっとはっきりしたものとなるでしょう。部活動、駅伝、各種大会では本校の伝統を守り、2年生を中心に素晴らしい結果につなげましたし、文化面でも作文など作品の上位入賞、新聞への意見発表、部活の地域貢献など成果と評価を受けました。
ただ、400名にとって2学期の大宮中学校が楽しく生き生きしたものであったかという点には課題も見られました。学校は楽しい場所かというアンケートに約13%が否定的なこと、学校に行きづらさを感じている生徒が各学年にいるという現実があります。学校の楽しさは友との何気ない会話に始まり、互いに思いやり、支え合い生活する時、楽しさを実感出来るのだと思います。
成果も課題も見られた2学期でしたが、多感な思春期の中学生がより良い青年に成長していくためにはいくつものハードル、ネガティブな課題に直面しなければなりません。教職員として、生徒一人ひとりが学習面・生活面で今、何を最も求めているのかということを感じ、共に語らいながら各生徒の課題を解し、取り除く努力を進めていきたいと考えます。そのため、教育活動での指導力量の向上には一層継続的に努力しなければならないと考えています。教育活動に到着点はありません。大宮中学校として常に今より良い状況をめざして頑張ります。3学期は進路実現に向けての取組と生徒一人ひとりが楽しく登校できること、を重点課題として教育活動を進め成果につなげたいと考えます。
 さて、先日講演で聴いた言葉で締めくくります。生徒にとっても、大人にとっても大切なものと感じました。自転車で世界一周し、各地の人々に接し、いまアフリカの子ども達のため、人々のために努力されている坂本達さんの言葉です。危険性もある世界一周が成功したのは出会う人々を大切にしたから。その中から得た確信を持つ三つのこと。 
  一つ「あいさつすること」、
      二つ「感謝すること」、
          三つ「相手、そして自分の“持っているもの”を大切にすること」
  そして、順序も大切です。

 一年の結びにあたり、大宮中学校のホームページをご覧いただきました皆様方にとりまして、平成21年が素晴らしい年となりますよう祈念いたしまして、平成20年の結びとさせていただきます。 

H21.1.8

年度の締め括りと平成21年のスタート

 世界的不況、企業の操業短縮、派遣社員の解雇など底をまだ感じられない厳しい経済状況、ワークシェアリングという言葉も聞かれる中で新年が明けました。教育は常に“不易と流行”のバランスを大切にして進めていくものですが、平成21年の教育活動は“流行”を社会状況を踏まえた教育活動と理解するならば、この厳しい社会状況を意識した教育展開を進めていかなければならないと考えています。生徒一人一人が楽しく安定して生活する中学校、家族の方々が子どもをゆったりと見ていられる状況をつくるために学校として丁寧な教育活動を進めていくこと、このことが今年の信頼される大宮中学校につながると考えています。
 さて、3学期は70日程度しかありませんが、締め括りの次につなげなければならない大切な学期です。大宮中学校として、① 生徒一人一人にとって楽しく充実した学校づくりに一層努力すること。② 厳しい進路選択状況に対して組織的な努力を継続すること。この2点を軸に教育活動を進め、次年度につながる充実した3学期にしたいと考えています。また、今年は新学習指導要領の移行期となり、次年度には数学1年が週3時間から4時間に、理科3年が週2.3時間から3時間に増加します。また、校区指定を受けている学校支援地域本部事業も本格的に実施となります。大宮中学校として社会の変化に対応した教育の新しい時代へ進んでいくことが求められています。地域、保護者の方々との意味ある連携の中で良き伝統は守りながら教育の質的向上をめざしたいと考えています。
“丑”年の平成21年、牛のような優しい眼差しを大切に、大地をしっかりと踏みしめて、ゆっくりとしっかりと一歩一歩前進する教育活動を推進したいと思います。
今年も大宮中学校の教育活動に対してご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。 

H21.2.3 

 “光”の春 2月

 短い3学期は2月となり、もう1/3は過ぎました。3年生にとって学校に来るのは後20日程度です。1月20日には平成21年度大宮中学校入学生に対する説明会も行い、年度の締め括りの中にあっても、次年度を意識する時期となりました。
入学説明会では6年生に対して「各小学校の最上級生として、先のことを考えるのでなく、全力で力を合わせ締めくくってください。」と伝えました。本校でも同じことを生徒に求めています。3年生は厳しい進路選択となっていますが、挫けることなく油断することなく努力し続けること、2年生には修学旅行の取組、生徒会活動の中核としての活動を通して、学級としての“まとまり”を高めていくこと、1年生はクラス替えとなる訳ですが、学級の課題はしっかりと解決改善して、より良い学級として修了式を迎えてほしいと思っています。 そして、学校としましても支え合い励まし合える充実した学級をめざし、3年生の進路選択にあっては最後まで丁寧な指導支援を全力で進めたいと考えています。
また、この時期は学校としての様々な教育活動の総括を実施する時期です。この間、PTA会員の方々には「大宮中学校 教育活動評価アンケート」をお願いし、回収させていただきました。生徒にも同様のことを実施しています。現在、分析をしていますが、結果に見られる様々な数値は本校の教育実践の成果と課題を見つめる重要な指標と考えています。分析結果は保護者の方々にもお伝えし、その他の調査結果等も踏まえ次年度へ活かしていこうと考えています。そして、教育に対する社会の動向も踏まえ教育活動に対する視野を広げた平成21年度の教育計画を検討していこうと思います。
  「光の春 2月」、このフレーズは気に入っています。自宅が雪の多い地域だけに、この言葉と出会ってから、2月のイメージは変わりました。大宮中学校にとっても、「光の春 2月」、そして「桜咲く 3月」となるよう、400名の成長の“やわらかい芽、つぼみ”をしっかりと育てていきたいと思います。
 なお、2月7(土)、8日(日)には大宮アグリセンターを会場に「大宮中学校作品展」を開催いたします。本年度最後の生徒発表の場となりますので、時間がありましたらご来場ください。お待ちしております。 

H21.3.11

一年の教育活動を振り返り、そして卒業式

  平成20年度も残り10日程度となりました。1月中旬から教育活動の総括として、生徒と保護者の方々を対象とする教育活動評価アンケート、教育活動全般についての校内総括、校内教育活動評価を踏まえた外部評価などの取組を行い、その中での様々な数値を大切にしっかりと分析しながら、本年度を振り返っています。
今年は重点目標を次の4点 、①基礎学力の定着、国語力の育成、意欲を引き出す授業を通じた学力向上をめざす。②ふれあい、話し込み、面談を通して、友を支え、規律あるマナー良い生徒を育成する。③道徳、体験、行事を通して、たくましく豊かな心を育成する。④日々の部活指導を大切にし、達成感・充実感を高め、技量向上につなげる。とし、“動きを止めない指導”と“見せる、見せられる教育活動”を意識し大切にしながら教育活動の充実を進めてきました。
  この教育活動を様々な資料で振り返ると、評価の高いのは、生徒は体験学習、生徒会活動、部活動への評価で、保護者の方々では、体験学習、合唱祭・体育祭、行事等を通した生徒の自主的主体的な活動などです。反対に課題となるのは、生徒は相談しやすさ、学力向上実感、道徳、施設関連等への評価で、保護者の方々は諸費用、学力向上実感、相談・訪問しやすさ等です。特に今年は前年と比較して、どの立場からも部活動への評価が高まりました。また公開と情報発信については教育活動展開の重要な要素として努力してきました。授業、行事等、学校への参観は年間1600~700名、情報発信にも様々な形で努力し、特にホームページの更新は30回弱行い、広く情報発信にも努めました。PTA調査では37%の家庭が閲覧しているという結果も出ています。
   そして、総合的な学校教育への信頼度は生徒、保護者の方々ともアップし、それぞれ77%、80%ですが、学校へ行くのが楽しいと答えた生徒は77%に止まり、課題としなければならない数値です。次年度も今年の成果と課題、また外部評価の結果なども踏まえ、一人ひとりにとってより良い大宮中学校を目指し努力していきたいと考えています。特に学校支援地域本部事業なども活用し、地域と連携した教育活動の質的向上、明日につながる教育活動を進めたいと考えます。
 いよいよ、13日は卒業式。140名の旅立ちの日です。11日の大宮中伝統の在校生と卒業生の対面式全校集会は卒業式の二日前に相応しい集会でした。全校での歌練習、卒業生から在校生への最後のメッセージ、そして在校生のために歌った“旅立ちの日に”、そして“手のひらをかざして”は卒業生の成長を感じ、心に染み入る歌声でした。
 歌で心を伝える、きっと通じたと感じました。

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