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1年生全員が「現代社会」の授業の中で、今年も10大ニュースの決定に取り組みました。選定(集計)方式としては、各生徒が第1位にランキングしたニュースを5点、第2位を4点・・・、第5位を1点といったやり方で、1年生全体のものを集計して順位を選定しました。
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第1位「尖閣諸島をめぐる日中の対立激化とビデオ映像の流出事件」 402点
最初は尖閣諸島の海域で日本の巡視船に衝突した中国漁船の船長が逮捕されたという事件であった。しかし、その後の予想を超える中国政府の反発や反日デモの頻発という事態に、日本政府の対応は混迷の度を深めていった。さらに海上保安官がビデオ映像をユーチューブに投稿したことから、この事件は日本国内の問題も絡まり、ますます複雑な様相を呈することになった。このニュースは、6クラス中で5クラスでトップを占め、点数的にも断トツで文句なしに今年度の第1位になった。
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第2位「北朝鮮関連のニュース(砲撃事件・後継者問題・核開発・哨戒艇沈没事件など)」 216点
1年を通じて重々しい話題を提供した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)でした。金 正日委員長の後継者問題、韓国哨戒艇沈没事件、核開発疑惑そして韓国領の島への砲撃事件・・・と。これでもかといった形で北朝鮮は、朝鮮半島の緊張を高める瀬戸際外交を展開している。この動きに効果的に対処することが出来ない周辺諸国は、いらだちを強めている。特に11月の砲撃事件の映像は、まさに平和の中で暮らしている我々にとっては、衝撃的なものであった。
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第3位「市川海老蔵さんをめぐる傷害事件」 214点
歌舞伎界の花形スターというより芸能人としての存在の方が有名であり、そして有名女子アナとの結婚で幸せの絶頂のはずであったのに・・・。この事件現場の異様さ、関係者の証言のくい違い、さらには過熱した報道は、いやがうえにも歌舞伎を知らない高校生の関心も高めるものになったようである。事件の社会的な重要性とは別に、このニュースのように今が旬の話題は上位に入ってきますね。
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第4位「チリ落盤事故・フェニックスによる救出」 164点
日本の真裏の遠い国でのできごとであったが、地下700mという極限状況の中で、33人全員が生存していたことは、まさに奇跡的な出来事であった。そして数々の困難を越えて、救出用カプセル(フェニックス)を用いた69日間にも渡る救出劇は、世界的にも大きなニュースになった。また、救出劇に関わった様々な人間模様の南米的なおもしろさも、人々の関心を高めるものになったようである。
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第5位「南ア・サッカーワールドカップ」 157点
大会前の予想に反してのサムライブルーBEST16という大活躍!今も南アフリカの民族楽器ブブゼラの重厚な響きが耳に残っているような気もします。2ゴールを決めた本田選手をはじめとした代表メンバーの好感のもてる姿やラウルやメッシなどの有名選手やタコのパウル君の活躍など、とにかく見所の多かった大会でした。
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以下、第6位から第10位まで・・・
| 順 位 |
ニ ュ ー ス 内 容 |
得 点 |
| 第6位 |
世界バレー女子3位(32年ぶりのメダル獲得 |
92 |
| 第7位 |
夏の猛暑(記録的な酷暑 |
88 |
| 第8位 |
はやぶさの帰還 |
79 |
| 第9位 |
バンクーバー冬季オリンピック |
76 |
| 第10位 |
AKB 48の活躍 |
74 |
| 次 点 |
彼女を守って殺された高校生の事件 |
71 |
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〜 まとめとして「今どきの高校生は・・・」と言うけど・・・ 〜
昨年度、全てのクラスで1位を占めたのは。猛威を振るった「新型インフルエンザ」、2位は「政権交代」であった。その年の漢字であった「新」にかかわる良い意味・悪い意味でも、「新しい動き」に関するニュースが多かったように思える。
これに対して今年度は、2つの特徴を見ることができる。1つ目は、今年の漢字「暑」にかかわる色々な「ホットなニュース」が多いこと。2つ目は、高校生も混迷を深める社会状況の中にあっても「サッカーワールドカップでのBEST16」や「世界バレーで の女子が3位」に代表されるような将来に向けての明るい展望や夢のあるニュースを求める傾向があること。
しかしながら、昨年度2位の「政権交代」に続く動きである「菅内閣関連のニュース」 は、第19位と予想外の下位に沈んだ。残念ながら、あの昨年の熱気が、すっかり冷めてしまったという現実を高校生も鋭く感じているのでしょうか・・・。それでも、若者の政治や社会問題への無関心が叫ばれる中で、今年の重要問題がそれなりにしっかりとランクインしたことから、「今どきの高校生も、まんざら捨てたものじゃない・・・。」とは言えないでしょうか・・・。
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〜 おまけとして ・・・ 峰山高校1年生が選んだ 「2010(平成22)年の色」とは?〜
第1位「赤」 第2位「黒」 第3位「青」 第4位「紫」 第5位「黄」2010年(平成22年)を色でたとえると何色か?という質問の第1位は、ここ2年続いた「灰色」に代わって「赤色」であった。今夏の「猛暑」、サッカーワールドカップをはじめとしたスポーツへの「熱狂」や中国がらみのニュースから国旗の色、さらには北朝鮮の砲撃事件などの攻撃的なニュースのイメージを理由にして「赤色」にたとえた生徒が最も多かった。第2位の「黒色」は、混迷を深める政治情勢や相次いだ児童虐待事件の暗いイメージを理由にして選んだ生徒が多かった。第3位の「青色」は、サッカー日本代表のサムライブルー、夏の青空やヒットした3D映画のアバターなどの理由から選んだようである。
なぜ、その色にたとえたかという理由には、上記以外にも高校生・若者らしい様々なものがたくさんあった。いずれにしても、大人の画一的な色に対するイメージと違って、今年も高校生の色に対するイメージの豊かさと多様さを、このアンケートからも垣間見ることができた。
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