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11月10日(木)6・7限、全校生徒を対象に、キャリア教育講演会を実施しました。講師は元報徳学園中学高等学校校長で、現在ライフハーモニー教育研究所長・位田隆久(いんでんたかひさ)氏で、「自律と共感〜三つの目と恕(思いやり)〜」と題してお話を頂きました。お話は多岐に及びましたが、骨子は次の通りです。
以前の日本人には「お天道様が見ている」という言葉があり、自分、他人と並んで人間の行動を律する規範となっていたが、現在はそれらの目を失っている。「内なる天の目(心眼)=third eye」を持ち、自らに厳しく生きることが大切である。
「積小為大」という言葉があるが、イチローがそうであったように、日々の小さな努力を怠らず、自分に与えられた天分を発揮することが大切である。平凡を非凡にするものは日々の努力である。
論語の中で孔子は、「人間にとって一番大切なものは恕(思いやり)である」と述べている。『サラダ記念日』に「寒いねと言えば 寒いねという人のいる暖かさ」という歌があるように、思いやりを持ちながら共に生きる力を持つことが人にとって幸福なことである。
最後に位田先生のハーモニカの伴奏で「ふるさと」を合唱しました。「ふるさと」は人間の原点であり、”理想郷”を示したものだ、と先生はおっしゃりたかったのでしょう。 |
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■生徒の感想■
・名言「心の故郷は天」を忘れずにやっていこうと思います。何をするにも天に見られていると思って、色々頑張ろうと思いました。
・お天道様のお話は、特に心に残っています。私にあてはめてみると、勉強面では、少しだけならとプリントの答えを写してみたり、部活面では、少ない人数だと妥協する時があったりと、誰も見ていないからと自分自身への甘えがある時があります。そんな自分を見つめ直すことができました。
・天の目、他人の目、自分の目の「三つの目」をもっと意識していきたいと思いました。自分の中の「心の目」をしっかりと持って、色々なことを見ていきたいと思いました。また、人との関わりを大切にし、共感する力や自律する力を見につけたいと思います。
・「積小為大」「Love begins at home」「家庭は共感を学ぶ場」など、どれも初めて聞く言葉だったけど、とても納得できた。少しずつ努力することの大切さや、思いやりの温かさについて改めて考えさせられた。
・最近人を思いやることができない人が増えている気がします。私自身も友人のことをよく考えてあげることができずにとても傷つけてしまうことがありました。「思いやり」という言葉を、言葉だけで終わらせずに行動によって表に表していきたいです。どんなに周りはだませても、やっぱり自分の心にウソをつきたくないです。
・「三つの目、自分の目・他人の目・天の目」の話はとても共感できた。天の目はいつも自分を見ている自分の目である。その目が今はなくなってきている。私には「天の目」がなく、自分を甘やかしていると思った。「自分に厳しく、他人に優しく」、この気持ちが大切だと思った。
・「自律」について。もうすぐ独り暮らしを始める私は、「自立」だけではなく「自律」が必要だと感じた。自分を正しく律することで、人にばかり頼るのではなく、自分で強く生き、また、人から頼られるような人物になれると思う。
それから、小さなことをコツコツ積み上げていくことの大切さを改めて感じた。イチローもやはり努力の天才だと思う。でも、天才じゃなくても、小さなことであれば、誰にでも、私にでもできる。それをどれだけ根気強く続けられるかだと思う。今からでも遅くない。これから何かやってみたいことを見つけ、積み重ね、いつか「大」になれるよう頑張りたい。
これからの人生をより充実させていけるヒントを頂いた。無駄にせず生活していきたい。
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■講演会の様子■
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