人権学習
        ~だから生きるんだ~
6月15日(月)2・3年生対象に人権講演会を開催しました。講師は三重県津市にお住まいの具志アンデルソン飛雄馬氏。日系3世のブラジル人であり、現在多文化共生NPO世界人の理事長でいらっしゃいます。氏はブラジルに移住した日本人の子孫であり、18年前に来日されました。来日後、学校や社会の中でいじめにあい、非行に走り、そこからは想像もつかないような波乱万丈の人生を送られました。現在、自分の経験をもとに小・中・高の学校で国際化対応教育指導員として、子供達の指導・相談サポートを行っていらっしゃいます。また、NPO活動を通じて、実態調査、生活相談事業、署名活動、誓願活動や市民、学生、企業、行政、教師を対象に講演活動を行っておられます。
◆講演の様子
講師の波乱万丈の人生と、そこから得た人生哲学に、多くの生徒が感銘を受け、じっと聞き入っていました。生徒の感想からいくつか拾ってみます。

改めて差別の恐ろしさを感じた。言葉や文化の違いで人を判断するのは絶対に間違っているし、もし自分が外国で暮らすことになったら自分が同じ目に遭う可能性もある。仮に日本人が差別されないとしたらそれもおかしいことである。しかし、自分も無意識のうちに誰かを差別しているかもしれないと思うと自分が恐い。他者理解の必要性やお互いを認め合うことの大切さは、多文化の共生に不可欠だと身に染みて感じました。
人と人とのつながりは本当にすごいと思いました。人の一言で傷ついたり、励まされたり、絶望を感じるまで追いつめられても、結局そこから戻って来るのは周囲の人の言葉だったりする。
これから沢山の人に出会い、沢山の道があって迷うことがあるかも知れないけど、自分なりに頑張っていきたいと思いました。本当に感動しました。今日は本当にありがとうございました。
一番印象に残ったのは、人を恨んでもダメだということでした。まさにそのとおりだと思いました。全ての人を好きになるのは難しいけど、逆に全ての人を恨まないようにするのは、見方を変えるだけで簡単にできると思う。
「自分自身を大切にしない人は人も大切にできない」という言葉で、自分を含めた“人”を大切にする“心”が大切だと感じた。ボクも自分に腹が立つことがあるが、自分を恨まず、自信を持ってできることがしたい。
国籍で自分のしたいことができない人がいるとニュースで聞く。それを改善するために何かしら貢献したいと思った。“外国”というくくりではなく、“世界”として一つになれたらいいと思う。
お話を聞いて、現実から逃げないで努力を続けていくのは大切だと思った。人それぞれ苦しいこととか、そう感じる大きさも違うと思うけど、自分なりに真剣に向かっていけばちゃんと乗り越えられると思った。自分も辛いこととか、これからもあるんだろうけど、今日の講演のことも思いだして、頑張っていきたいです。お話聞けて良かったです。ありがとうございました。
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