校長挨拶
京都府立工業高等学校WEBページを御覧いただき、ありがとうございます。
本校は、昭和38年に開校した京都府立石原高等学校を前身とし、創立から63年目を迎えました。この間、平成2年に学科を改編し、校名も京都府立工業高等学校へと変更しました。また、平成30年度には、時代の流れに対応できるよう学科を改編し、「機械テクノロジー科」、「ロボット技術科」、「電気テクノロジー科」、「環境デザイン科」、「情報テクノロジー科」を設置しました。その後、令和2年度のコロナ禍に文部科学省で予算化された「「スマート専門高校」の実現」事業により、令和4年春に、総費用約4億円を掛け、最新デジタル化対応実習機材の導入を行い、学校活動の中で活用しているところです。さらに、令和6年度には文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択され、令和時代の技術者育成を行っています。
本校の校訓「信義 創造 実践」を柱に
○個性の伸長と能力の開発につとめ、豊かな人間性を培い、国家および社会の有為な形成者として必要な教養を身につけた人間を育成する。
○高度技術化社会に対応できる知識と技術を備え、豊かな創造力のある実践的な技術者を育成する。
○国際化時代に対応できる豊かな国際感覚を身につけた人間を育成する。
これら3つの教育目標をめざし「知・徳・体」の調和のとれた生徒、そして、進化発展し続けるAI、IoTにも対応できる生徒の育成を目指します。
また、石原高等学校時代から、1万3千余名の卒業生は、京都府内はもとより、全国各地や遠く海外においても、「技術・技能」で社会を支えています。今後も、生徒と教職員が一体となり、地元の産業界や地域社会の御協力を戴き、「技術・技能」で社会を支える人材を育成することが私たちの使命であると考えております。
部活動においてはアーチェリー部のインターハイ出場、吹奏楽部(マンボウジャズバンド)のコンテストでの3位入賞など、運動部、文化部での活躍はもちろんのこと本校特有の技術系部活動でも、高校生競技ロボット大会で全国大会出場を果たしています。
日常の学習、学校行事、部活動、課外活動を「おもしろい」と感じ、「まじめ」かつ意欲的に取り組む「おもしろ まじめ」な工業高校生を教職員が支え、ともに育つ、そのような学校であり続けたいと考えておりますので、本校の教育に御支援と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
令和7年4月1日
京都府立工業高等学校
校長 野村 善之