平成24年度
京都府立工業高等学校入学式
(2012.4.10)

霧のかかる肌寒い朝を迎えましたが、入学式を祝うかのように晴れ間が見えてきました。

新入生の入場です。
緊張した面もちで入場しています。

本校体育館にて厳粛な雰囲気の中、入学式が行われました。

校長より入学が許可され、晴れて180名の新入生を迎えることができました。

新入生代表の宣誓。
入学の喜びとともに、生徒としての本分をつくしたいと決意が述べられました。
校長式辞では、新入生諸君に充実した学校生活を送るために心がけてほしいことを次のように述べました。
- 「初心忘るべからず」
- 「初心忘るべからず」。これは、室町時代に猿楽、現在でいう能楽を完成させた世阿弥という人が書いた『花鏡』という書物に出てくる言葉です。もともとの意味は「学び始めから当時の未熟さや初めての経験を忘れてはならない。」ということですが、現在では、「初めて何かに志した時の意気込みと謙虚さを常に忘れずに事に当たらねばならない」という意味で使われています。府立工業高校生になった今、皆さんは新しい生活に対して大きな期待を抱いていることと思います。同時に、不安な気持ちもあるかもしれません。勉強のこと、部活動のこと、新しい友人との出会いのことなど、様々な思いを抱きながらも「今日から頑張って高校生活を送ろう」と決意していることでしょう。それが「初心」であります。高校生活を送る間には、様々なことがあり、いつの間にか緊張感をなくし、勉強や部活動に対する熱意が冷めてしまいそうになる日が来るかもしれません。もしそんな気持ちになったときのために、この「初心忘るべからず」という言葉を贈りたいのです。
- 「志を高く掲げ、努力すること」
- 高校生活の中では、努力が直ぐに結果として表れない場合もあります。しかし目標に向かって努力を続けることによって、必ずその機会は巡ってきます。機会が巡ってきてから努力したのでは、せっかくの機会を逃してしまいます。予め目標を定め、ひたすら努力・準備することで目標を達成することができるのです。
- 「人権を尊重すること」
- 人には誰でも心身共に安心・安全な生活をおくる権利があります。しかし、現実の社会では、言われなき誹謗や中傷で苦しんでいる人がたくさんいます。皆さん一人一人が、まず互いの個性や価値観の違いを認め合うこと。そして、生命の尊さや大切さを絶対に忘れてはならないということです。皆さんが、互いの人権を尊重し、相手の気持ちを思いやることにより、共に励まし、共に高めあえる、豊かな人間関係を築くことができるのです。
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「初心忘るべからず」、「志を高く掲げ、努力すること」、「人権を尊重すること」の三つの心構えを実行し、充実した高校生活を過ごしてくれることを期待します。