☆ 教職員、生徒の共通の課題・目標として「テーマ性のある普通科」の推進を目指しま す。
テーマの一つは 「地球と人間」 The earth and human beings.
「地球規模の(グローバルな)視点で人間を考える」という人間観と、「地球への私たち人間の関わり方」といういわば地球観との2つの観点を備えたテーマです。
この「地球と人間」というテーマを、「私たちの翼を地球に広げよう」(Spread our wings around the globe)の合い言葉のもとに取組を進めていきたいと思います。
Communication-wing(国際理解交流の翼)とEcology-wing(環境理解行動の翼)という二つの翼(wing) を設定し、すべての教科で年間授業計画の中に位置付けるなど、様々な学校生活の中で取り組むことで、真の国際人として生きていくために必要な素養と視点を
身につけさせたいと考えています。
この「地球と人間」は、新しい時代を生きる人間として最も大切なテーマであると考えています。
もう一つのテーマは 「自分で考え、自分で表現する」
One should think by oneself, and express oneself.
「総合的な学習の時間」では「北稜エッセイ」を3年間の多様なプログラムに沿って学習します。また、教科の授業や特別活動などでも様々な機会に、この
「自分で考え、自分で表現する」というテーマに取り組みます。
「流れに流される」のではなく、敢えて、その流れに逆らって立ち止まり、世界と自分自身をじっと見つめ、視野を広げ先見性を培い、自分自身の奥深くに問いかけ、深く感じ、深く考えることが必要です。「自分で考え」それを「自分自身で表現する」という一見平凡でありながら、とても深い課題を本校のテーマとして教育を推進し、生徒たちから「自ら生きていくための内発性」を誘発したいと思います。
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