京都府立聾学校

社会を担う聴覚障害者の育成 と 重複障害児の豊かな社会参加を目指して

 

校長の目指す学校像 


 本校は、明治11(1878)年に、初代院長の古河太四郎ら多くの人々の尽力により開学した日本最初の聾学校で、次年度130周年を迎えます。本校の先人達は、それぞれの時代に日本の聾教育界に大きな影響を与え、その指導性を発揮してきました。 
 現在も聴覚障害児の社会自立を目標として、生涯にわたって心豊かでたくましく生きる力を培い、社会を担う人材の育成に努めています。
 過去の輝かしい歴史に甘んずることなく、近代障害児教育発祥の地「京都」の聾学校として、日本の聴覚障害教育界をリードし、信頼される学校づくりを目指します。

 

校長の求める教職員像


  特別支援教育元年の今年、本校に「京都府聴覚支援センター」、舞鶴分校に「京都 府北部聴覚支援センター」を設置し、各専門分野にコーディネーターを指名してセンタ ー的機能の充実を図ってきました。
  専門性の向上と聴覚障害教育の充実のため、障害児教育の経験の有無を問わず、 将来の日本の聴覚障害教育分野で指導的役割を果たす意欲溢れる人材、“人間大好き”の下記の人材を求めます。



  
○在籍する幼児児童生徒の教育的ニーズと保護者の気持ちを受けとめ、行動する人材
  ○日本語の習得、日本語力の向上、手話力の向上に熱意のある人材
  ○教科の専門性が高く、指導力のある人材
  ○情報機器の活用に積極的な人材
  ○平成21年全国聾学校陸上競技大会京都大会に向けて貢献できる人材
  ○得意分野があり、聴覚障害教育に力を発揮できる人材

 

情報機器や視覚機器を活用した学習の工夫をしています