【採用予定者事前研修会A】
平成21年度 京都府公立学校教員採用予定者 第2回事前研修会
                                                         (平成 21年2月 21日(土) )

                                                 (場所 京都府総合教育センター)


      京都府教育委員会では、平成21年4月採用予定者に対し、教員としての準備をすすめるために、
   11月に実施した第1回事前研修会を踏まえた上で、特に平成20年度に大学、大学院等を新たに卒
   業する方及び講師未経験者を中心に第2回事前研修会を実施しました。

       全体会では、八幡市立さくら小学校の内田智子先生から、「教師にとって大切なこととその喜び」と題し、講演をしてい
     ただきました。内田先生の出会ってこられた子どもたちとの貴重な体験、経験談を交えながら、教師にとって必要なこと、
     教師としての喜び等、参加者の心に響く、とても興味深い、熱いお話をしていただきました。
       また、分科会では、少人数のグループに分かれ、府内の各校種、教科の現役教員が講師となって、教育実践例の紹
     介や年度当初の学級、授業に向けたアドバイスを受けるとともに、研究協議を行いました。
  
  
   1 あいさつ  

        教職員課人事担当副課長  木上 晴之

   2 全体会

      講 演 「教師にとって大切なこととその喜び」  八幡市立さくら小学校 教諭 内田 智子
       (1)
 教師を目指したわけ
        (2) 職場において大切なこと
        (3) 教師にとって必要なこと
        (4) 教師の喜び

   3 各種研修(初任者研修)について

         京都府総合教育センター 企画研究部長 古市 文章

   4 分科会

       校種、教科等ごとに22の小グループに分かれ、それぞれ教育現場で活躍されている教員の生の
      声による具体的な教育実践例の紹介や採用予定者の交流、質疑応答や研究協議を行いました。

       第1分科会〜第11分科会(小学校の採用予定者対象)
       第1分科会〜第4分科会(中学校の採用予定者対象)
       第1分科会〜第3分科会(高等学校の採用予定者対象)
       第1分科会〜第2分科会(特別支援学校の採用予定者対象)
       第1分科会(養護教諭の採用予定者対象)
       第1分科会(栄養教諭の採用予定者)

   
 

  参加者からの感想(1)
   <全体会(
八幡市立さくら小学校 内田 智子教諭の講演)について>
  
 ☆今日のお話を聞いて、更に早く先生になりたい、早く子どもたちと関わりたいと思いました。
      先生って素晴らしい職業なのだろうなと改めて夢がふくらみました。ありがとうございました。

     ☆とても丁寧にお話ししていただいて、大変心動かされた講演でした。多くの体験談を聞いて、胸
      が熱くなり、私も諦めずに挑戦していこうと思いました。

     ☆子ども達の姿が浮かんで、先生が本当に教師という仕事に誇りをもっておられることがよくわかり
      ました。子ども達の話をされている時の顔がとても温かく、私も早く子ども達の前に立ちたいと思
      いました。

     ☆内田先生が今までの経験・体験を本当に楽しそうに話されていて、教師という仕事のやりがいや
      楽しさがとても伝わってきました。職場で何が大切かという話は、4月からとても役立つものだと
      思いました。

     ☆内田先生の話を聞いて、とても感動し涙が出そうでした。また、先生が児童のお話をされている時、
      とても活き活きされていたのが印象的で、教師の魅力を改めて感じました。

     ☆現場の先生がこれまで働いてこられた中で、大切にされてきたことや私たちが大切にしていくべき
      ことについて話をしてくださり、「自分と子どもの可能性を信じること」を忘れず、共に学び合ってい
      きたいと思いました。

     ☆小学校での話がメインでしたが、そこには全ての校種につながる教師としてのエッセンスがたくさ
      ん含まれていて、とても参考になりました。

     ☆「子どもに寄り添う」という話が印象に残りました。子どもとの信頼関係から、学校、教員との信頼
      にまでつながるお話は、なるほどと思いました。


     ☆内田先生の体験談をふまえたアドバイスが大変わかりやすく、来年度に向けて勇気が出ました。


    



                     
  参加者からの感想(2)
   <分科会について>

  
 ☆これから先の具体的な流れや、先生が実際に行っておられる実践例を知ることができて、とても
      勉強になりました。学校現場の話をされる先生の姿がとてもかっこよく見えました。

     ☆気軽に話が聞けて、少し不安が消えました。学級づくりや同僚との関係づくり、何より今から4月
      までの動き、アドバイス等を聞くことができてよかったです。

     ☆4月から働くと頭ではわかっていても、働くことが具体的に考えられなかったのですが、今何をす
      べきか、学級経営や授業の仕方など、具体的なお話を聞けて、4月からの生活が見え始めてき
      ました。

     ☆
始業式の日や新学期が始まってから何をしていけばよいのかが、あまりわかっていませんでし
      たが、先生が丁寧に一つずつ教えてくださったので、イメージをもつことができました。今からで
      きることを準備しておきたいと思いました。

     ☆実践的な話や辞令交付式からの流れがよくわかりました。教師としての自覚が大切であり、ま
      たこだわりや自分の想いを他人に伝えることの大切さを学ぶことが出来ました。

     ☆一人で抱えないことが自分のためでもあり、それはまた、子どものためになるのだと思います。
      先輩方とのコミュニケーションを積極的にとり、ネットワークを広げていきたいです。

     ☆教科指導についてなど、細かく話を聞くことが出来て、勉強になりました。京都府、府内の学校
      が何を求めているのかを考え、先を見据えた指導の大切さを知ることが出来ました。

     ☆同じ校種の採用予定者と現役の同校種の教員の方の話を聞けて、とても勉強になりました。具
      体的な手法をたくさん教えていただいたし、不安が少しやわらぎました。

     ☆質疑応答形式だったので、聞きたいことが聞けてよかった。他の採用予定者ともコミュニケーショ
      ンがとれて、いい機会になった。

     ☆一年間の流れがわかり、どのような教員生活なのかが具体的にわかりました。また、教師として
      生涯どうあるべきなのか、「教師とは何か」を考えさせられる内容でした。

     ☆現場の話がダイレクトに聞けた。一人一人の教育的ニーズにあった指導、支援をすることの大切
      さが本当によくわかった。子どもたちの期待に応えられるよう、自分磨きをしておきたい。

     ☆細かい部分まで、不安なことをたくさん教えていただけてとても良かったです。親身になって、話
      をしてくださり、現場のことを知ることができ、これから頑張ろうという気持ちが強くもてました。



 
    

  参加者からの感想(3)
   <この研修会で得たことは何ですか>
  
 ☆謙虚さを忘れず、どん欲に知識、技術を吸収することが大切だということ。

     ☆気持ちにスイッチが入りました。4月から不安はありますが、子どもを信じて、自分を信じる。
      先生である前に、一人の人間として、大事なところは何かを考えることができました。


     ☆教師としての誠実さ。子どもと関わることで感じる喜びが仕事としての喜びであること。子どもの変
      化を認められる、自分の感性を磨くこと。

     ☆講師の先生の話を聞いて、子どもを夢中にさせる授業が出来る先生になりたいという目標を得ま
      した。


     ☆教師としてスタートするにあたり「原点」を忘れないことが大切だということを学びました。



平成 21年3月  
京都府教育庁管理部 教職員課