桂高校農場だより-平成22年度「スペシャリスト通信」第1号
平成22年5月17日(月)
SJWP出場研究「ノシバを用いた節水型都市緑化」
「ノシバを用いた節水型都市緑化」の研究は、平成21年8月14日〜23日にかけて、
スウェーデンで開催されたSJWP(Stockholm Junior Water Prize)ストックホルム青少年水大賞に日本代表として発表した研究です。
研究内容は、屋上緑化研究の大きな問題、緑化の増加と水消費の抑制をテーマに取り組んだものでした。
日本に古来からある植物ノシバ(Zoysia japonica)の耐乾・耐暑・耐寒性などの環境適応能力に着目、
その性質を利用して土壌を使用しないことで極軽量な緑化システムを開発して屋上緑化をどこにでも安易に設置できるようにすると共に、
ノシバと菌根菌の関係を利用して植物に与える水の量を通常の1/3にまで削減することを実現したというものです。
また、この研究はノシバの自生地保護にも利用し、文化遺産の奈良県若草山のノシバ復元も行っているという内容でした。
研究班では2010年さらに植物への水使用量の削減を目指して新緑化システムの研究を行っており、
5月1日に桂高校の屋上実験圃場にて潅水量1日1?/uの緑化システムを製作しました。
これは1日の水使用量をサボテン等の砂漠化植物並に減水しても十分に植物が育つというものです。
実現すれば、雨水や生活排水を浄化して緑化システムを作ることができます。
私達研究班は、ヒートアイランドだけでなく、都市の水問題も併せて考えて取り組んでおり、
これからの環境問題にとって必要不可欠だと考えています。
全国大会2部門で日本一を獲得!
農業クラブ全国大会は、日頃の学習成果を発表し競い合うことにより、学習した内容を確実に自分のものとし、
将来の農業のスペシャリストとしての専門的知識や技術、将来の職業人として必要な能力や態度の育成を目指す大会です。
昨年10月7日〜8日に茨城県で開催され、意見発表会、プロジェクト発表会、情報処理競技会、農業鑑定競技会に出場しました。
プロジェクト発表会では文科学大臣賞を、意見発表会では農林水産大臣賞を受賞!日本一の栄冠をダブル受賞しました。
これは京都府初の快挙です。桂高校の研究レベルの高さが分かります。
現在12の研究グループがありますが、その内容をいくつか紹介したいと思います。
まずは「QUINOA研究班」ですが、日本ではあまり知られていない未来の穀物の研究を行いながら、
地域の特産穀物としての可能性に挑戦しています。
「京の伝統野菜の研究班」では、ほとんどが外国から輸入されている伝統野菜の種子に疑問を抱き、種子自給率を向上する取組をしながら、
伝統野菜の機能性についても大学と共に研究し、新しい加工品の試作に取り組んでいます。
来年あたり、大手コンビニから桂高校スイーツが商品化されるかもしれませんよ!
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| キノアケーキ(キノキー) | 京菜ケーキ |
1年生にインタビュー
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| 植物クリエイト科 1年 阿部賢太くん(勝山中出身) バイオ部に入った僕は毎日が発見の連続で興味が尽きることがありません。 今年からコケの研究が新しく始まったと聞いたのでとてもワクワクしています。先輩たちと一緒に頑張って研究して行きます。 |
園芸ビジネス科 1年 龍見万由さん(洛西中出身) 放課後のクラブ活動でビッグスマイルを栽培しています。植物と毎日一緒でとても充実しています。 先日、授業でトウモコロシの種まきをしました。種があのトウモロコシの粒だったのがなんか不思議でした。 |
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