2年生海洋技術コース
5月集中実習

  5月7日(木)〜13日(水)の5日間、集中実習を行いました。

平板測量(細部測量・骨組測量)



  平板による細部測量・骨組測量を行い、正確な図面になるように誤差の補正計算も行います。


水準測量・角測量

  水準測量では、土地の高低差を求めるために、「レベル」という測量機器を用い、mm単位まで正確に測定を行いました。機器の取扱には集中力が要求されます。
  また、角測量は、「セオドライト」という測量機器を用いて2点間の角度を(度分秒)まで測定します。三角形の内角を測定し、合計180度に近づくように繰り返し練習しました。

  コンピュータの表計算ソフトを用いて、測量で得た数値データを処理し、最終的には「図面」化します。測量の結果、グラウンドは平らではなく、海側に向かって緩やかに傾斜していることがわかりました。


溶接実習

  ガス溶断及びアーク溶接を行いました。

  ガス溶断は、アセチレンと酸素を混合することで、1,000℃以上の高熱を発生させて鋼材を焼き切ります。安全点検も含め、緊張感のある実習を行いました。
  また、アーク溶接は、電気(アーク)により鋼材を溶解、溶着させる溶接です。電気の取扱には特別な注意が必要で、紫外線や火花から目や身体を守らなければなりません。今回の実習では基本的な火花の出し方を学びました。