3年生航海船舶コース
4月期集中実習
4月21日(火)〜23日(木)の3日間、3年航海船舶コース16名(男子12名、女子4名)が、実習船「みずなぎ」を用いた底曳網漁業実習に参加しました。なお、実習に先立って、京都府農林水産技術センター・海洋センターの宮嶋 俊明 氏及び亀井 寿敏 氏より、今回の実習で使用する網の構造についての講義を受け、事前学習を行いました。
経ヶ岬沖の漁場(水深120〜180m)で、マアジ、キダイ(れんこだい)、ハタハタ、ソウハチ(えてがれい)などを漁獲しました。また、STDという器材で水深5mごとに水温と塩分を観測しました。さらに、塩づくりのための採水も行いました。
今回使用した網は、コッドエンドの網目を大きく(7節または9節)し、その外側に網目の小さいカバー網(11節)を取り付けたものです。網目の大きさを変えることで、小さい魚をどれだけ逃がすことができるかを調査しました。
漁獲された魚の一部は京都府漁連宮津支所に出荷しましたが、23日には本校でも「海洋市場」の鮮魚として販売しました。なお、事前学習や海洋市場の様子はNHKニュースで紹介されました。